こんにちは。



金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



年をとると時間があっという間に過ぎると感じているかたが多いと思います。



私も振り返ってみると、学生時代はもっと時間がたつのが遅かった感じがします。



(小学校の6年間もとても長く感じました。)







19世紀のフランスの心理学者ピエール・ジャネは、人間が感じる時間についてある結果を出しました。



「ジャネーの法則」といいます。↓


心理的な時間の長さは、年齢に反比例する。(年をとるほど、1年が短く感じる。)



例えはいろいろあるのですが、


20〜60歳までの長い年月は、0〜20歳の体感時間と同じくらいとのことです。



幼い頃、若い頃は見るもの、聞くもの、やる事全てが新鮮でしたが、年をとると新鮮味がなくなるので、時間がたつのが早く感じるのです。



そして、年をとると毎日同じことの繰り返しなので退屈からか時間があっという間に過ぎます。






以前、ブログで「人生は長いようで、短い。」と書いたことがあるのですが、間違いではないと思います。



よく、会社員のかたが「定年したら老後をゆったり暮らそう」…と言っているのを聞くことが多いですが、定年後からの20年は、あっという間に過ぎると思います。



時間があっという間に過ぎたから、悪いということではありません。(また、時間が長く感じるから良いわけでもないです。)



ただ、年をとると時間が過ぎるのがあっという間である…ということを心にとめて生活するかどうかで時間の使い方が変わってくると思います。



さらに、平均寿命を80歳と考えて、80歳まで今と同じように行動できるとは限りません。



寝たきりになったり、大病をして活動範囲が狭くなった…など、寿命ギリギリまで行動できないかもしれませせん。



先のことまで考えて、時間を有効に使うよう努めたいです。



基本的には、今を一生懸命、生きていれば、先のことは考えなくても良いのですが、心構えはしておきたいです。


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私はずっと、時間を有効に使いたい…と考えて生活していたので、とてもあわただしい毎日です。



子育て・家事をしながら仕事(音楽)と勉強をするのは少しツラいですね〜。



小さな子供をおいて友人と旅行などは無理なのが残念です。



でも、今は少しのんびりしたいのです。(←願望。)



のんびりしたい…と思って過ごすと、あっという間に時が過ぎるかもしれません。



でも、ただがむしゃらに進むだけが、時間の有効な使い方ではありません。



休むことも大切です。



そうやって考えると、自分にとって何が大切か、優先することは何か…などが見えてくると思います。



新しい人に出会う。


新しい学問などにふれる。


新しい情報を得る。


これらは、人生に彩り(いろどり)を加えるためにとても有効な習慣です。



頑張りましょう。


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では、また明日[E:paper]