こんにちは。



金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



今回は音楽をやっている方々に向けて書いています。



音楽に詳しくないかたには、退屈な内容かもしれません。(ごめんなさい[E:shock])



↓ こんな問題を見つけました。



問題 ① 次の調のⅤ7(属七)を書きましょう。

問題 ② 何調のⅤ7ですか。



簡単な楽典問題です。



①の問題のアルファベットはドイツ語読みです。



問題の考え方はいろいろあると思います。



②の問題は、私は和音を見て即座にコードネームが頭に浮かびます。



音符は読まずに、特徴音だけ見ればすぐにコードがわかります。



ここでの特徴音とは、臨時記号(♯や♭)がついている音のことです。





↑ 解答です。



私はコードネームを勉強してから、クラシックの楽譜を見てもコードネームが浮かぶようになりました。



「コード進行法」を勉強してからは特にコードネームが先行するようになりました。








↑ 写真右側の『松田 昌の音楽講座』は、20〜30年位前からある書籍で、今も日本だけでなくアジア圏でも出版されているベストセラーです。



松田 昌(まつだ・まさ)さんは、東京芸大・作曲科出身の演奏家です。



ピアノもお上手ですが、かつてはエレクトーンプレイヤーとして世界的に活躍され、現在は音大で指導しながら、ピアニカ奏者としても活躍されています。



先ほどの書籍は、エレクトーン(電子オルガン)の人向けに書いた本のようですが、濃い内容でピアノの人にも抵抗なく勉強できます。



初心者向けではありません。



テンション(属9以上)コードをのぞく、全てのコードを知っている(弾ける)人向けです。



本の中ではテンションコードがたくさん出てくるので勉強できます。(ボイシングも。)






↑ 左側『ジャズピアノ NYスタイル Book2』は、きらきら星ジャズバージョンが載っていて楽しいです。(少し難しいけど。)





↑ きらきら星の一部です。





↑ 春畑セロリさんの『わお〜ん・あそび』も良い楽譜です。


初級〜上級まで子どもも大人も、気楽に楽しめます。





↑ 簡単な曲につける和音(コードネーム)が何種類も載っていて、実際に弾きながらお気に入りの響きを見つけます。


[E:diamond] [E:diamond] [E:diamond] [E:diamond]


何冊か楽譜を紹介しましたが、読むだけでは身につかないのです。



時間がかかっても、ピアノを弾きながら、その音の響きも聴く。



実践して身についていくと思います。



楽譜を見て、コードネームが浮かぶようになったのは、しつこく?コードネームを弾いて、コード進行法を学んでからです。



私は13歳からコードネームの勉強をした(させられた)ので長いこと勉強しています〜[E:sweat02](笑)



クラシック理論もポピュラー(ポップス)理論も、それほど変わりはありません。



表現法や使い方、用語が違うだけのような気がします。



ジャズになるとだいぶ違いますが…。



音符が読めればコードネームは知らなくてもよいかもしれません。



でも、コードネームを知ると音楽の幅が広がる気がします。



実際に弾いて、聴いて使いこなせるようになると楽しいです。



実践あるのみです。



あせらず楽しくピアノを弾きたいですね!



最後までお読みいただきありがとうございました。



わからない専門用語があったら、調べてみてください。



金田音楽教室のHPは こちらです。





では、また明日[E:paper]