埼玉県朝霞市のピアノ教室 講師・金田陽子です。
ピアノ指導を初めて何十年もたちました。
結婚・出産してからはピアノを弾く時間が取れず、
ピアノ指導でもいろいろな準備や勉強が間に合わず、
その日に必要なことを、短時間で準備する…簡単な事ですが、とにかく時間がなくて、毎日必死な生活です。
生活費を稼ぐためにやっているのではないので、
「そんなにツラくて大変なら辞めちゃえばいいのでは?」
と、まわりの方々から言われます。
過去に2度、ピアノ指導を辞めたことがあります。
生徒が多過ぎて、自分の練習時間も取れないほどハードだったヤマハ音楽教室の講師時代と、
出産後です。(妊娠の時は臨月まで指導していました。)
ヤマハを辞めたときは、半年後にまたピアノ指導に戻りました。
出産後は、半年を過ぎた頃、ピアノが弾きたいのに弾けなくて育児ストレスからの「軽うつ」になりました。
家事との両立が大変でも、時間に余裕がなくても、ピアノ指導は辞められないようです。
辞めても、すぐにまた やりたくなるからです。
何十年も音楽を、ピアノを継続してきてわかったことです。
辞めても無駄なので、工夫してうまくやることがベストです。
音楽バカというのかもしれません(苦笑)。
毎日、おにぎりを食べながら楽譜を見るとか、
食事のしたくをしながら、レッスンに関する音源を聴くとか、
洗濯や掃除を1日やめて、ピアノを弾く時間を確保するとか、
もう、ドタバタ、ジタバタの毎日です。
私は、大変でも辞められないとわかってから、変わりました。
テレビを見る時間があったら、お昼寝(休息)の時間にするようになりました。
ブログも更新が少なくなり、SNSなども見る回数が激減しました。
何が正しいのかわかりませんが、病気にでもならない限り、ピアノは辞められないので、
心を込めて音楽と向き合おうと思います。
最近は、昔より生徒さん音を良く聴けるようになりました。
↑ ハートのサングラスをかけてきた生徒さん。
本当に大切なもの、必要なものが少し、わかったような気がします。
でも、息子がもう少し大きくなるまで、試練⁈は続きます。
こんな人生、嫌だ〜!…と思っていましたが、
ツラくてもやめられない大切なモノ(音楽)があるのって幸せなのかも…と考えるようになりました。
何ごとも前向きに…。
では、また明日[E:paper]