こんにちは。


金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



お恥ずかしいのですが、ここ数年、世事(せじ)にうとい人になっています。



最大の情報源のテレビは、天気予報しか見ることができません。
(天気予報も見れない日が時々あります。)


新聞は、大見出しをさーっとチェックするだけだし…。



サッカーのW杯をやっていることくらいはわかっています。



でも、メンバーの名前とか微妙です(^^;;



スポーツ大好きなのに残念です。



芸能界のことも、ちんぷんかんぷん。



「俳優の○○さんって亡くなったんだって?」と、家族に聞くと、「もう、半年くらい前に亡くなってるよ! 何を今頃言ってるの?」と言われることが当たり前になっています。



でも、生活する上で困ることはありません。



息抜きや楽しみはテレビだけではないのですから。



私にとっては、テレビより息子と遊ぶほうが大切です。



楽譜を買いに行くほうが楽しいです。



本を読んだり、友人と食事をするほうが楽しいです。



もちろんピアノを弾いたり、教えたりすることは生きがいのようになっています。



今しか出来ないことをやっていこうと思います。



テレビを見る時間があったら、息子が図工で使う道具や、衣類を買いに行ったり、音楽を聴いたりしています。


夜は、レッスンを終えたら家事や次の日の準備に追われてテレビを見る余裕がなく…(^^;;




決して、テレビがいけないわけではありません。



私も昔は、テレビをたくさん見ていました。



今は、優先順位を考えて生活しています。



あわただしい今は、日付けではなく曜日で動きます。



日付けは、一晩寝たら忘れることにしています(笑)



前日に次の日の予定をチェックしたら、準備をして寝ます。



おぼえては忘れる…の繰り返しです。



先のことまでは覚えないことにしました。



そうしないと頭の中がいっぱいになってしまいますので。



忘れてもいいように、メモしたり、写真をとったりしています。



でも、ただひとつだけ忘れないのは、出会った人のことです。



これから出会うだろう人のことも、きちんと記憶しています。



覚えきれなくてメモしておくこともあります。



私にとって、「人」というのはとても大切なのです。







今日は、月1回のリトミック・月例研修会でした。



スタジオ入りしたら初級の頃に一緒だったK谷さんを見つけました。



まだ、がんばって勉強しているんだ〜、と嬉しい気持ちになりました。



私よりだいぶ年上の方で、2年間会っていなかったし、その間、メールのやり取りもしていなかったから私のことも絶対に忘れているだろうと思っていました。



でも、休憩時間に私の名前を呼んで、声をかけに来てくれました。
(手をにぎってくれました。感激!)



もちろん私もK谷さんのことは覚えていましたよ!



1年間だけですが、年の差を気にせず、毎回いろいろな話をして一緒に勉強していたのですから。



2年もたったから、忘れてると決めつけていましたが、K谷さんはそういう人ではありませんでした。



嬉しかったのは、そのあとの言葉。

「私、ディプロマB(一昨年)も、ディプロマA(昨年度)も、金田さんの名前があるか毎年チェックしていたのよ! 合格おめでとう。戻ってくるの楽しみにしていたわ。」


と、言われました。









↑ こんな感じで年に1回、年度末の会報に合格者の名前が載ります。
(私は東京校で受験しました。)



全国組織なので、今年は14ページにわたって合格者名が記載されていました。



K谷さんは、思ってもいないことを調子良く言う人ではないので、予想していなかった嬉しい言葉を言われて、感激して思わず泣きそうになりました。



昨年度のディプロマAの試験の時、私は骨折していたので、想像以上に苦しくツライものがありました。



ドクターストップがかかりましたが、それを振り切って診断書を提出して受験しました。




だから余計に優しい言葉に感激したのかもしれません。




私は合格者名簿など、見る余裕がなくて何も見ていませんでした。
(すっかり忘れていて、帰宅して初めて見ました。)




小さな文字の合格者名簿の中から、私の名前を探してくれる人がひとりでもいたことが、この上なく嬉しかったです。



これからまた、このK谷さんと仲良くしていただける幸せを感じています。
(K谷さんは今年度、ディプロマBを取得するために勉強中です。)



そんなことくらいで大げさな!…と思う方もいるでしょうね。




でも、今の私はうわべだけのお付き合いは、ご遠慮いたします…って感じなんです(笑)



昨年度は、疲労で倒れたり、骨折して手術入院したり、母の死があったりして、本当のお付き合いの方と、うわべだけのお付き合いの方の違いが良くわかりました。



その時ばかりは、言葉にしなくても、態度でわかるのだということを経験しました。



有名人でもない私に、うわべだけのお付き合いは必要ありません。



先の予定なんか記憶していなくてもいい。
(スケジュール管理はできているのですから。)



大切な人のことをしっかり記憶していれば、これから先もやっていける!!



そう実感した1日でした。



ダラダラと、とりとめのないことを書いてしまいました。






明日は真面目に書こうと思います(笑)



では、また明日[E:paper]