こんにちは。
埼玉県朝霞市 金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。
楽しかったゴールデンウィークも終わりますね!
いろいろな所に出かけたり、友人に合ったり、勉強したりと、ゆっくりできました。

ゴールデンウィーク後半は、モーツァルトと戯れ(たわむれ)ていました。
モーツァルトと真剣に向き合うというのは適切じゃないです。
私の中のモーツァルトは、そんなに真面目な人ではないので…。(笑)
でも、楽曲は素晴らしいです。
モーツァルトの交響曲や室内楽の音楽を聴きながら、モーツァルト関連の書籍を読みあさり、ピアノ楽譜に書き込みをしたり分析をしていました。
遊ぶ、戯れる…と表面上は書きましたが、こちらは必死で勉強していました(笑)。
そのあとは、ピアノでたくさんのモーツァルトの曲を弾きました。

バッハが亡くなったのが1750年。
モーツァルトが誕生したのが1756年。
バッハはバロック時代の作曲家。
モーツァルトは古典派時代の作曲家。
…と、時代を分けてしまうと、別もののように感じてしまいますが、ふたりが生きた時代はそれほど離れていません。
ピアノに感してですが、ベートーヴェンは弾くけど、モーツァルトはあまり弾いたことがないという人を時々、見かけます。
好みがありますから、何を弾いても良いのです。
モーツァルトは上手に弾いたつもりでも、それほど美しくは聴こえない、といった作品が多いと感じています。
現代のピアノで弾くには、繊細なタッチやコントロール、高度なテクニックが要求されます。
楽しさ、童心、歌心、大胆さ、のびやかさ、などを音で表現しなければならないのですが、意外と難しいと思います。
ノーミスで弾けているのだけど美しくないとか、綺麗に弾いてるけど何も感じない…という演奏を耳にすることがあります。
だから、モーツァルト弾きと言われているピアニストはすごいと思っています。
ショパンなどのロマン派の曲は、ベダルも多用しますし華やかになるので、好きな人が多いのは当然です。(私も好きです。)
モーツァルトは、音に弾き手の姿が反映してしまうような気の抜けない作曲家だと思っています。
頑張ったのに報われない…みたいな演奏にならないよう注意しています。
以前、ブログに書いたのですが、私を音楽の道に進もうと決心させたのはモーツァルトの曲でした。
ショパンやリストなどロマン派の作品も大好きですが、私にとってモーツァルトは特別な作曲家です。
モーツァルトのオペラも好きです。
今回、今までよりも深くモーツァルトに近づいてみました。
モーツァルトの幼少期の作品から弾きました。
ピアノソナタも、昔弾いたのとは感じ方が違いました。(私も少しは成長したってこと?、笑)
ピアノ曲から、オーケストラの音が聴こえました。
モーツァルトが当時、好んで弾いていたピアノ(フォルテピアノ)はヴァルターというピアノです。
5オクターブしかないピアノです。
いろいろ勉強しながら、まだモーツァルトと遊びます。

書きたいことはまだあるのですが、時間切れになってしまいました。
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では、また明日[E:paper]