こんにちは。
金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。
なんとなく華やかな曲が弾ける。
それらしく難しい曲が弾ける。
↑ それも大切ですが、美しく響かなければ、ただの自己満足です。
地味でも、基本に忠実に、ゆるぎないテクニックで、人の心に響くようなピアノを弾きたいと思います。
華やかに弾くのは、そのあとです。
素人うけするように派手に弾くのも良いのかもしれないけれど、「なんか違うな~。」・・・と、私は思ってしまうのです。
わかる人はわかってくれる。
そちらのほうを大切にしたいです。(人それぞれの考えがあるので、どれが正しい考え・・ということはないのですが。)
↑ 音楽を志す人が必ず練習する『コールユーブンゲン』
これをマジメに歌うことはないのですが、いつも手の届く本棚に置いておきます。
初心を忘れないように。
↑ 『コールユーブンゲン伴奏集』
これは、とても勉強になります。
ピアノを弾きながら、和声進行を考えたり、歌ったり・・。
マジメに弾かず、パラパラっとページをめくって遊び感覚で弾きます[E:happy01]
そこから発展して ↓
↑ 左が『コード進行法』(ヤマハ)、
右が『和声と楽式のアナリーゼ』(音楽之友社)。
『コード進行法』は新版(改訂版)が出ていて、今は表紙の色が違うと思います。
『和声と楽式のアナリーゼ』は、バイエルからピアノソナタまでのアナリーゼが載っていてわかりやすいです。
さらに、形式の分析も載っています。
『楽式論』の本は読みにくいので、こちらで勉強してから専門的な本を読んだほうが良いと思います。
そして・・・・
↑ 左が 『和声法』(ヤマハ)、
右が芸大和声(赤本)と呼ばれている『和声Ⅰ』(音楽之友社)
和声について改めて、見直したいなら芸大和声の『和声Ⅰ』のほうで良いと思います。
たしかⅡ、Ⅲとあったような気がします。
私の本は大昔のものなので、ビニールカバーがかかっています。(今は紙のカバーだったかな?・・)
内容も改訂され、少し変わっていると思います。
私自身は、これらの本でなく別の教本で勉強したのですが、やはり芸大和声本は根強いです。
子育てで、思うようにピアノが弾けないのですが、演奏で迷ったり悩んだりしたら、基本に立ち返り、これらの楽譜や本を見ます。
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノソナタを弾くときも多々あります。
美しい音で、自分の音をよく聴いて弾きます。
最近、近現代の曲を弾くことが多いのですが、古典を弾くのも悪くありません。
見せかけの華やかさは、すぐにボロがでます。
未熟ですが、本物の音を目指していきたいと思います。
今日のブログは、決意表明?(笑)
そういうわけじゃないんですが・・・[E:coldsweats01]
では、また明日[E:paper]