こんにちは。


金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



体験レッスンの問い合わせが、いっきに来ました。


ここ最近、いろいろ考えてピアノ指導を全て辞めようか…と思った日もありました。


子育てと仕事の両立は難しく、私自身もまだピアノが弾きたいし、家事もきちんとやりたいと思いました。


そこに母の入院が重なり、悩みました。


生徒さん達には、今の気持ちを正直に話せばきっと理解してくれると思いました。


でも・・・・


「そんなに音楽が好きで、ピアノを教えるのが楽しいなら、頑張って 続けたほうがいいんじゃない?」


と、母がいつも、仕事に迷っている私にそう言ってくれていました。


その言葉を思い出して、やはり続けてみよう!…と思った矢先、また3件の体験レッスン希望の連絡がありました。


私は、将来生徒さんの身に苦しいことがあった時にもピアノが心の癒しとなったり、嬉しい気分の時にはピアノがその人の心に、さらなる色どりを加えてくれたら良いな〜と思いながら指導しています。


いつでも、弾きたい時にピアノが弾けるようにしてあげたいと思っています。


基本となるテクニックは教えますが、専門家になるためでもなく、コンクールで1位をとるためでもありません。


結果として、そのような方向に進むかたもいるかもしれませんが、音楽の楽しさを知ってもらうために
指導しています。


『音大に行く実力はあるけど、別の道へ進む』
そういう生徒に育てるのが良いと思っています。


体験にいらっしゃるかたには必ず、どんなことを望んでいるのかを聞きます。


入会してからも、ご父兄や生徒さんと面談をして話を聞いたりしています。


今回の3人のかたの体験レッスンも、お互いに無理のない予定を組みました。


今までの私は、生徒さんにばかり合わせていて辛かったように感じます。


無理のないように、生活しないといけませんね!


そう思いながらスケジュール調整をして、ちょっと満足していたら、さらに体験レッスンの問い合わせが数件きてしまい…[E:coldsweats01]


まぁ、あわてず丁寧に対応して、体験レッスンの予定を立てようと思います。



ところで、


先日、リトミックの卒業式(証書授与式)が都内のホテルであったのですが、私は行けず残念でした。


母が3/18に亡くなりまして、卒業式と告別式が重なってしまいました。


母は昔から持病があり、私は長い間、いつ何が起こっても悔いが残らないように接してきました。


それからも母は、ずっと元気で活動的で楽しい毎日を過ごしていました。


昨年の秋頃から急激に弱っていきましたが寝込むこともなく、5日間の入院で苦しむこともなく眠るように逝きました。


昏睡状態で入院し、もう目覚めないかも…と言われていたのですが意識が戻り、入院のあいだ、お話したり触れ合ったりもでき、母にとっても家族にとっても貴重なひとときでした。


悲しみはありますが、母との思い出を胸にして前進しようと思います。


残された者は精一杯生きなければ…。


無理のないように。


母の入院中、たくさんのかたから励ましのメールや電話をいただき、亡くなったあともたくさんのメッセージをいただきました。


皆、返信はいらない…とあったのですが、全員にお返事しました。

本当にありがとうございました。





母はコスモスが大好きでした。


風で倒れてしまいそうな可憐な花が好きでした。



私は、ひまわりやガーベラのようなわりとしっかりした花が好きなので親子でも違うんですね〜。



もうすぐ息子の小学校の入学式です!

それは、次回…。


では、また明日[E:paper]