こんにちは。
金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。
精神面で「適度なゆるみ」は必要ですね。
張りつめたままだと、いつか切れてしまうことがありますから。

私は、張りつめて緊張した生活にならないよう気をつけているのですが、あわただしい生活が続くと緊張もしますし、疲労度も増します。
ここ1〜2ヶ月は緊張の連続で、気をつけながら、そして休みながら過ごしてきました。
でも、疲れがとれず、最近は気の抜けるDVDを見て、頭を空っぽにして休んでいます。(ピアノ指導は休まず続けていますが…。)

ヤマハにいた頃、130名以上の生徒さんを受け持っていた先輩の話です。↓
「ヤマハを辞めたあと、1年間毎日、ずっとぬり絵だけをしていた」 そうです。
心のバランスを取り戻そうとしていたようです。
日々の指導に緊張し、疲れ、辞めたあとしばらく時間に縛られず、頭も使わない単純作業をする事で休息していたのだと思いました。
とても共感しましたが、同時に切ない気持ちになりました。
私もヤマハ時代、100人を超える生徒さんを抱えていたので気持ちが良くわかりました。
私は担当教室が4つに分かれていたので、年に4回の発表会がありました。
当然、発表会の講師演奏(ソロ)も年に4回ありました。
どこにでも「お局様(おつぼねさま)」のような人がいるもので、講師演奏は全て違う曲にするよう命令されました。(かなり意地悪な命令でしたね!)
しかも、私はグループレッスンも個人レッスンも担当していたので、グループレッスンのほうの講師演奏もありました。
それはピアノとエレクトーンのアンサンブルだったり、いろいろありましたがソロではありませんでした。
でも、複数人で練習するので、合わせるのが夜の8時〜9時過ぎからのことが多かったです。
午前中もグループレッスンを受け持っていましたから、他の先生も夜しか空いていなかったんです。
私のいた教室では、1つの発表会で講師演奏を2回するのが当たり前でした。
生徒さんのための発表会なのに、自分の講師演奏の練習におわれました(笑)
7月に2つの教室の発表会があった時は、猛暑も手伝って1つ目の発表会前にダウンしました。
でも発表会は絶対に休めませんし、生徒さんの指導もあるので点滴を打ちながら発表会にのぞみました。
若かったので、講師演奏のソロのレパートリーも今よりはあったので何とかなりましたが、すさまじいヤマハの講師時代でした。
私は辞めたあと、ぬり絵はしませんでしたが(笑)自宅の生徒さんだけ指導して、あとはぐた〜っとしていました。
今まで時間がなくて出来なかった事をしようと思い、いろいろなところに出向いたりしました。
でも、1年もたたずにまた新規の生徒さんにピアノ指導をしたくなり現在に至っています。
音楽が好きだから多少の無理もできる。
疲れて休んでいても、またピアノが教えたくなる。
そんな繰り返しです。
振り返るとヤマハ講師時代は大変でしたが、いろいろ勉強になり、後悔はしていません。
「音楽」を他のものに置き換えたら、似たような生活をしているかたもいらっしゃるような気がします。

↑ ピアノの生産台数も年々減少しています。
ピアノを習う人も昔より減っている気がします。
でも、そんなことは私にとってあまり関係ありません。
私は、私の音楽を追求し指導するだけです。
音楽って楽しんでやるものじゃないですか?
…と、どなたかに言われた記憶があります。
確かにそうです。
でも、時にはツライこともあります。(そのたびに辞めていたらキリがありません。)
音楽以外の仕事をしているかたも同様でしょう。
夢中になって生徒数がいっぱいになって、ハッと我に返り軌道修正する不器用な人がいても良いと思うのです。
私達は生身の人間なんですから、そんなに思った通りにはできません。
疲れたら休んで、いろいろ悩んで考えて、そしてまた音楽の道へ戻っていく。
それが、私です。(これでも音楽を楽しんでいます。)
とても器用なピアノの先生もいると思います。(うらやましいです。)
残念ながら私には無理なので、時々、張りつめた自分をゆるめて休息します。
今は、その時期のようです。
最近は時間があれば、同じDVDを繰り返し見ています。(なぜか飽きません、笑)
間もなく、また元気になって復活します‼︎
みなさんも、いろいろな事に張りつめ過ぎないように適度なゆるみを持たせてお過ごしくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また明日[E:paper]
金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。
精神面で「適度なゆるみ」は必要ですね。
張りつめたままだと、いつか切れてしまうことがありますから。
私は、張りつめて緊張した生活にならないよう気をつけているのですが、あわただしい生活が続くと緊張もしますし、疲労度も増します。
ここ1〜2ヶ月は緊張の連続で、気をつけながら、そして休みながら過ごしてきました。
でも、疲れがとれず、最近は気の抜けるDVDを見て、頭を空っぽにして休んでいます。(ピアノ指導は休まず続けていますが…。)
ヤマハにいた頃、130名以上の生徒さんを受け持っていた先輩の話です。↓
「ヤマハを辞めたあと、1年間毎日、ずっとぬり絵だけをしていた」 そうです。
心のバランスを取り戻そうとしていたようです。
日々の指導に緊張し、疲れ、辞めたあとしばらく時間に縛られず、頭も使わない単純作業をする事で休息していたのだと思いました。
とても共感しましたが、同時に切ない気持ちになりました。
私もヤマハ時代、100人を超える生徒さんを抱えていたので気持ちが良くわかりました。
私は担当教室が4つに分かれていたので、年に4回の発表会がありました。
当然、発表会の講師演奏(ソロ)も年に4回ありました。
どこにでも「お局様(おつぼねさま)」のような人がいるもので、講師演奏は全て違う曲にするよう命令されました。(かなり意地悪な命令でしたね!)
しかも、私はグループレッスンも個人レッスンも担当していたので、グループレッスンのほうの講師演奏もありました。
それはピアノとエレクトーンのアンサンブルだったり、いろいろありましたがソロではありませんでした。
でも、複数人で練習するので、合わせるのが夜の8時〜9時過ぎからのことが多かったです。
午前中もグループレッスンを受け持っていましたから、他の先生も夜しか空いていなかったんです。
私のいた教室では、1つの発表会で講師演奏を2回するのが当たり前でした。
生徒さんのための発表会なのに、自分の講師演奏の練習におわれました(笑)
7月に2つの教室の発表会があった時は、猛暑も手伝って1つ目の発表会前にダウンしました。
でも発表会は絶対に休めませんし、生徒さんの指導もあるので点滴を打ちながら発表会にのぞみました。
若かったので、講師演奏のソロのレパートリーも今よりはあったので何とかなりましたが、すさまじいヤマハの講師時代でした。
私は辞めたあと、ぬり絵はしませんでしたが(笑)自宅の生徒さんだけ指導して、あとはぐた〜っとしていました。
今まで時間がなくて出来なかった事をしようと思い、いろいろなところに出向いたりしました。
でも、1年もたたずにまた新規の生徒さんにピアノ指導をしたくなり現在に至っています。
音楽が好きだから多少の無理もできる。
疲れて休んでいても、またピアノが教えたくなる。
そんな繰り返しです。
振り返るとヤマハ講師時代は大変でしたが、いろいろ勉強になり、後悔はしていません。
「音楽」を他のものに置き換えたら、似たような生活をしているかたもいらっしゃるような気がします。
↑ ピアノの生産台数も年々減少しています。
ピアノを習う人も昔より減っている気がします。
でも、そんなことは私にとってあまり関係ありません。
私は、私の音楽を追求し指導するだけです。
音楽って楽しんでやるものじゃないですか?
…と、どなたかに言われた記憶があります。
確かにそうです。
でも、時にはツライこともあります。(そのたびに辞めていたらキリがありません。)
音楽以外の仕事をしているかたも同様でしょう。
夢中になって生徒数がいっぱいになって、ハッと我に返り軌道修正する不器用な人がいても良いと思うのです。
私達は生身の人間なんですから、そんなに思った通りにはできません。
疲れたら休んで、いろいろ悩んで考えて、そしてまた音楽の道へ戻っていく。
それが、私です。(これでも音楽を楽しんでいます。)
とても器用なピアノの先生もいると思います。(うらやましいです。)
残念ながら私には無理なので、時々、張りつめた自分をゆるめて休息します。
今は、その時期のようです。
最近は時間があれば、同じDVDを繰り返し見ています。(なぜか飽きません、笑)
間もなく、また元気になって復活します‼︎
みなさんも、いろいろな事に張りつめ過ぎないように適度なゆるみを持たせてお過ごしくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また明日[E:paper]