金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。
普段のレッスンでは「歌う」ことを大切にしています。
小さい生徒さんは、私の伴奏に合わせて歌をうたったり、
楽譜のメロディーを歌いながらピアノを弾いたりしています。
生徒さんが知らない曲もたくさん歌います。
そんなときは、私が歌詞を先に言いながら、
ピアノ伴奏をします。
小さな生徒さん達は覚えが良いので、歌詞を先に言ってあげるとすぐに覚えて
楽しく歌ってくれます。
ピアノ伴奏をしながら、話をしたり、歌の歌詞を先に言ってあげることは
指導者にとって大切なことです。
しゃべると手(伴奏)が止まってしまう…というかたが時々いますが、
訓練すれば出来るようになります。

高学年になると、左手だけを弾きながら右手の部分を歌う…こともしています。
歌う…ことは慣れると楽しく、ピアノ演奏も変わってきます。
ピアノレッスンといっても、いろいろやることがあります。
時々、右手で四角を書きながら、左手で三角を書く。
…というようなことをして盛り上がります。
「脳トレ」みたいですね〜、笑。
「歌う」ことは演奏するうえで、表現の幅を広げてくれます。
イタリア語のカンタービレ…歌うように…という言葉が楽譜に出てくることがあります。
歌うように…ではなく、歌ってみようよ!と言って一緒にメロディーを歌うことも多いです。
当たり前のことですが、当たり前のことをキチンとやるのは意外と難しいです。
限られたレッスン時間の中に取り入れるので、ダラダラやるわけにもいきませんから…。
やりたいこと、やってほしいことはたくさんあります。
生徒さん達の成長を楽しみにしています。

では、また明日[E:paper]