こんにちは。



金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



先日、ファッション業界でスタイリストてして長いキャリアを持ち、ご活躍しているかたとお会いする機会がありました。



お話している中で、私の職業について話題になりました。



「(クラシック音楽の世界は)体育会のような世界に感じます。」


…と言われました。



そのかたは、音楽に対してそういうイメージを持っているんだな〜と思って話を聞いていました。



体育会のような…。


それについて、特にイヤな感情などは持ちませんでした。



体育会の世界について、良く知らないのですが、確かに少し似ているところがあると思いましたし…。



ひとつのことを極めるために、毎日、猛練習するようなところは似ているかもしれません。



でも、体育会系はスポーツという活動を「外」に発散しているので、大変でもとてもさわやかなイメージがあります。



ピアノは、内(うち)にこもった孤独な感じがします。



ひとり黙々とピアノに向かう。



自分でいうのもなんですが、ちょっと変です。(笑)






そのおかげ?で現在の私があるわけなのですが、ピアノのほかにパイプオルガンにも、かなりのめり込みました。



ピアノをやめて、オルガン(パイプオルガン)科に入り直そうと思ったほどです。






当時は、すごい集中力で練習していました。



昔、弾いていた楽譜を見ると、ギョッとするほど難しくてびっくりします。



若い時のパワーってすごいな〜と思います。



高校時代は電子オルガン(エレクトーン)を一生懸命に勉強しました。



ピアノと並行して練習するのは大変だった記憶があります。



パイプオルガンとエレクトーンは、見た目は少し似ていますが全く異なる楽器です。(演奏する曲も奏法も違います。)



体育会のような…と言われたとき、ピアノを必死で弾いていた頃や、パイプオルガンやエレクトーンを練習していた頃を思い出しました。



体育会系のかたからは「音楽と一緒にするな!」と、おしかりを受けるかもしれませんが、やはり似ています(笑)。



ピアノを指導していく上で、どのようなことをしてきたか知ってもらうために、プロフィールを公開することがあります。



体育会のような?音楽生活を送ってきた私は、指導者レベル?の事柄しかプロフィールに書きません。



大学の授業で声楽や指揮法なども学びました。



でも、軽く学んだだけで指導者レベルではありませんので、当然プロフィールには書いてありません。



音楽家のプライドというのでしょうか。



必死にやって身についたものだけを私の強みとして公開しています。


(…と言っても、パイプオルガンの指導をすることは無理ですが^_^; )



体育会のような…と言われたことで、自分を振り返り、未熟ながら自分を認めることができました。



こんな考え方をするのも体育会系だから?



いえ、私が真面目だからかもしれません。



現在はピアノとチェンバロの勉強だけしていますが、これからも自分に恥ずかしくないようにやっていこうと思いました。



「鍵盤」がついている楽器は、全てやってみたいと思う私がいます(笑)



鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)とかアコーディオンとか…。



きっと、きちんと勉強したら難しいのだと思います。



それは、しばらく先の楽しみに取っておきます。



今は、ピアノとチェンバロだけ頑張ります。






また新しい週の始まりです。



春の訪れを肌で感じながら今週も頑張りましょう。



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では、また明日[E:paper]