こんにちは。
金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。
子ども達の夏休みもあと少しです。
また、いつブログを更新して、何日たったのか記憶があいまいです。(認知症や健忘症ではないですが。)
書きたいことは山ほどあるのですが、追いつきません(^^;;
8月半ば頃のことですが、美容院に「星の王子さま」の絵本が置いてありました。↓

この絵本は1〜2年前に立ち読みしたことがあります。
今回は「星の王子さま」の話題ではなく、この本の翻訳者に目がとまりました。↓

作家の池澤夏樹(いけざわ・なつき)さん。
男性です。(念のため)
実は20年くらい前に、このかたの小説をたくさん読んでいたのです。
たま〜に「好きな作家は誰ですか?」と聞かれると迷わず、
「池澤夏樹さんです。」と答えていました。
それなのに、ここ最近10数年は池澤夏樹さんの存在すら忘れていました。
小説は好みがあるので、好き、嫌いがあると思いますが、私は1冊目に読んだ本から好きになりました。

↑ 『夏の朝の成層圏』中公文庫
私が初めに読んだ本ですが、この作品がデビュー作です。
このデビュー作は、何かの文学賞を受賞していたと思います。
好みはいろいろですが、文章に透明感があって、嫌みがなく爽やかで不思議な気分になった記憶があります。
それから彼の作品を随分読んだのですが、結婚して実家に本を置いてきてから忘れていました。
絵本『星の王子さま』に書いてあった簡単なプロフィール。↓

『スティル・ライフ』という作品で芥川賞も受賞しています。
もちろん『スティル・ライフ』も読みました。
児童文学も読みました。
とにかく、引き込まれるようにたくさんの作品を読んだんです。
どこがいいの…と聞かれても困るんですが、私の好みなんです。
池澤夏樹さんを忘れていた間に、たくさんの作品を出版されたようで、びっくりしました。
新しい作品も読んでみようと思います。
文庫でたくさん出ていますので、ご興味のあるかたは是非読んでみて下さい。
電子書籍化しているかどうかは不明です。
この夏、池澤夏樹さんという懐かしいかた(作家)を思い出しました。
夏の季節に『夏の朝の成層圏』を思い出したのも偶然でなく、必然かな〜?と思っています。(笑)
実家に帰ったら、本を持って帰り読んでみます。
では、また明日[E:paper]