こんにちは。



金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。






少しずつ秋が近づいている感じがしますね。



体験レッスンの申し込みも少しずつ入ってきました。



それほど空いている時間帯がないので、体験レッスンの前に、ご希望の時間帯をいくつかあげてもらい体験していただいています。




私の教室の特徴は、私(講師)との連弾、リズム合奏、イメージをふくらますための即興演奏などです。



歌う、音を聴いて覚えるなどもレッスンに取り入れています。



でも、楽しく!楽しく‼︎ です。



初歩の段階で音符読み、リズム練習をたくさんやりますので、途中から進むのが早くなります。



それは、生徒さんの譜読みが出きてきた証拠です。



でも、両手の指を速く動かして弾くことは大変なので、教本を少しずつ増やしていきます。



一冊の曲集が終わると、次の週は終了した曲集を一冊全て弾く宿題を出します。



そこで、得意な所や苦手な所をチェックして、次の教本に活かします。



導入(初歩)では、あまり教本の種類にこだわりません。



生徒さんが楽しく、確実に弾けるようになってくれれば良いと思っています。



ピアノをはじめて1年後くらいから、生徒さんの個性にあった曲集選びに注意をはらいます。






↑ 『たのしいポリフォニー1』 岩間 稔 編著(左)

『バルトーク ミクロコスモス1〜3巻』 (右)


余裕を持って弾かせたいので、バイエル下巻程度の力がついた頃に使用します。(全員ではありません)





↑ 『バーナム ピアノテクニック』(左)

『新 ワクワクピアノテクニック』(真ん中)

『キャロリン・ミラー ピアノスポーツ』(右)


皆、綺麗な音を出すための指の練習の楽譜です。


少しずつ目的は違いますが、どの練習曲も一曲が短くて、題名がついています。







↑ 『はじめてのギロック』 (左)

『プーくんぷくん』 中村佐和子(右)


ギロックは今ではわりとポピュラーになったので説明はいりませんね!


楽しい曲がたくさん入っています。


でも、しっかり読譜力がついていないと弾きにくいかもしれないので、導入の段階でしっかり指導して出します。



『プーくんぷくん』は、昔からある曲集です。



中村さんの他の曲集も好きで、時々、生徒さんに使います。



ピアノを歌わせること、拍子やリズムへの柔軟な対応、ピアノによる色彩的表現などをねらいとした曲が多く含まれています。




曲集、手の形、きれいに響かせて弾く方法、左右のバランス、ハーモニー感、などこだわりたい事がたくさん出てきます。



それらを楽しく弾かせる事は簡単ではないのですが、成長した様子がわかる嬉しい時でもあります。



先ほどの楽譜は、ほんの一例です。



生徒さんの個性が出やすい教本をあげてみました。



たくさんの曲集の中から、生徒さんひとりひとりにあったものを組み合わせています。



ゆっくり、楽しく指導するようにしていますが、あまりゆっくり進めるのでは、小学生のうちに弾ける曲が少なくなってしまいますので、様子を見ながら指導しています。



名曲に早くたどりついてもらいたいですが、ジブリの曲やアニメやゲームの曲を弾きたがる生徒さんも多いです。



それはそれで良いので与えていますが、やはり美しく弾いて欲しいですね!



私も生徒さんも、ひとつになって取り組んでいます。



生徒さんひとりひとりの個性が違うから、指導に工夫がいりますが、そこがまた楽しいのだと感じています。






↑ コスモス (ハチがとまっています、笑)





↑ シラサギカヤツリ




素敵な週末をお過ごしください。



では、また明日[E:paper]