こんにちは。
金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。
石黒加寿美(いしぐろ・かすみ)先生のレッスン見学会に行ってきました。
名古屋にある「カスミ ピアノスクール」には、350人の生徒さんがいます。
ずいぶん前から注目していた先生で、レッスン見学を希望してもすぐ定員いっぱいになってしまいチャンスを逃していたのですが、今回はすぐに申し込み、やっと見学できました。

『乳幼児の発達とレッスン』石黒加寿美 著(ヤマハ)
↑ 前から知る人ぞ知る有名人だったのですが、書籍を出版したら、全国的に有名になり、今回の見学会には北海道から九州の先生までいらしていました。
石黒先生のお教室は、満1歳から受け入れていますが、最初に2時間の面接をして、指導方針や親の心構えなどについて話して、納得してくださったかたには入会してもらう…という形をとっているそうです。
幼少期はグループレッスンで、ピアノが弾ける年齢になったらピアノ個人レッスンになるというシステムです。
グループレッスンはリトミックレッスンですが、先生自身はリトミック要素を取り入れた「ピアノのためのグループレッスン」と言っています。
始める年齢にあわせて、ピアノに必要なことを指導するグループレッスンです。

↑ 3歳児のグループレッスン(画像、お借りしました。)
今回グループレッスンの指導をしていた先生は、しっかりリトミックの勉強をしているようで、言葉がけ・ピアノ演奏など素晴らしく楽しいレッスンでした。
絶対音感指導もしっかりしていて、石黒先生がピアノの個人レッスンの中で見せてくださいました。
絶対音感指導で有名な「一音会」の指導と同じもので、生徒さんの集中力と素晴らしい耳に感心しました。
個人レッスンの中で、最初の1〜2分位を絶対音感指導にあてています。
絶対音感がついたら相対音感も身につけさせないといけないことも丁寧に説明してくださいました。
石黒先生の個人レッスンも素晴らしく、優しい雰囲気を持ったまま、細かいところまで指示していました。
グランドピアノが2台並んでいるので、生徒さんと一緒に弾くこともあり、一音を美しく響かせるための指導も勉強になりました。
今回の個人レッスンは5歳(幼稚園年長)と、8歳の生徒さんでしたが、普段の石黒先生は受験生など大きな生徒さんを指導されています。
こ自分の娘さんも指導して、東京芸大に入学させました。
「私の教室はピアノ教室です。だからピアノのためのリトミックです」とおっしゃられたところに共感しました。
リトミックの勉強を深く、長くされているかたが見たら、あれはリトミックではない…と思うのかもしれませんが、リトミック要素を取り入れた「ピアノのためのグループレッスン」なので私はとても素晴らしいレッスンだと思いました。
私もそのような指導がしたいので、同じ考えのかたがいて嬉しかったです。
約2時間半で終わるはずのレッスン見学会でしたが、レッスン後のディスカッションが盛り上がり、5時間近くお話ししていました。
美味しいお茶とお菓子をいただきながら、いろいろな裏話までお聞きしました。
早起きして名古屋まで行った甲斐がありました。
すごい偶然なのですが、知っている先生にもお会い出来ました。
リトミックの国際免許をお持ちの先生で大阪在住のかたですが、まさかこの見学会で会えるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。
↓ 他の先生方も勉強熱心で気さくな方ばかりでした。

今回のレッスン見学で、意外だったというか、感心したというか、衝撃的だった言葉が石黒先生の口から出ました。↓
私は、もしも夫から「俺と音楽とどっちが大事なんだ⁉︎」と言われたら迷わず夫を選び、この仕事は辞めよう、と思っていた。
…という言葉です。
石黒先生は昔から、結婚したら専業主婦になりたかった…とおっしゃっていたので、この言葉はうなずけるのかもしれませんが、今でもその気持ちは変わってないそうです。
教室を大きくしようと思って始めたわけではなく、生徒さんのためにより良い事をしようと思ってやっていたら大きな教室になっていた、という情熱はあるけれど「欲なき成功者」ですね。
生徒を良く見て、生徒のために教えるのです…と言うようなことをおっしゃっていました。
大きくうなずけることばかりで、目の前の霧がはれた感じがしました。
物腰の柔らかい優しい雰囲気の先生です。
子どもを指導していて成功なさっている先生に共通する雰囲気のように思います。
幸せな結婚生活を送っている先生が多いような気もしました。
話がそれましたが、私にとっては今後の目標となるものができ、大きな刺激をいただいたレッスン見学会でした。

↑ 先生のレッスン室のゴミ箱(笑)
許可をもらって撮影しました。

本当はまだ書きたりないのです。
次回は、「俺と音楽のどっちが大事なんだ!」と言われることが1度はあった方々に向けて「結婚と音楽の仕事」について書きたいと思います。
私もあったので…。
恋愛論?(笑)
では、また明日[E:paper]
金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。
石黒加寿美(いしぐろ・かすみ)先生のレッスン見学会に行ってきました。
名古屋にある「カスミ ピアノスクール」には、350人の生徒さんがいます。
ずいぶん前から注目していた先生で、レッスン見学を希望してもすぐ定員いっぱいになってしまいチャンスを逃していたのですが、今回はすぐに申し込み、やっと見学できました。
『乳幼児の発達とレッスン』石黒加寿美 著(ヤマハ)
↑ 前から知る人ぞ知る有名人だったのですが、書籍を出版したら、全国的に有名になり、今回の見学会には北海道から九州の先生までいらしていました。
石黒先生のお教室は、満1歳から受け入れていますが、最初に2時間の面接をして、指導方針や親の心構えなどについて話して、納得してくださったかたには入会してもらう…という形をとっているそうです。
幼少期はグループレッスンで、ピアノが弾ける年齢になったらピアノ個人レッスンになるというシステムです。
グループレッスンはリトミックレッスンですが、先生自身はリトミック要素を取り入れた「ピアノのためのグループレッスン」と言っています。
始める年齢にあわせて、ピアノに必要なことを指導するグループレッスンです。
↑ 3歳児のグループレッスン(画像、お借りしました。)
今回グループレッスンの指導をしていた先生は、しっかりリトミックの勉強をしているようで、言葉がけ・ピアノ演奏など素晴らしく楽しいレッスンでした。
絶対音感指導もしっかりしていて、石黒先生がピアノの個人レッスンの中で見せてくださいました。
絶対音感指導で有名な「一音会」の指導と同じもので、生徒さんの集中力と素晴らしい耳に感心しました。
個人レッスンの中で、最初の1〜2分位を絶対音感指導にあてています。
絶対音感がついたら相対音感も身につけさせないといけないことも丁寧に説明してくださいました。
石黒先生の個人レッスンも素晴らしく、優しい雰囲気を持ったまま、細かいところまで指示していました。
グランドピアノが2台並んでいるので、生徒さんと一緒に弾くこともあり、一音を美しく響かせるための指導も勉強になりました。
今回の個人レッスンは5歳(幼稚園年長)と、8歳の生徒さんでしたが、普段の石黒先生は受験生など大きな生徒さんを指導されています。
こ自分の娘さんも指導して、東京芸大に入学させました。
「私の教室はピアノ教室です。だからピアノのためのリトミックです」とおっしゃられたところに共感しました。
リトミックの勉強を深く、長くされているかたが見たら、あれはリトミックではない…と思うのかもしれませんが、リトミック要素を取り入れた「ピアノのためのグループレッスン」なので私はとても素晴らしいレッスンだと思いました。
私もそのような指導がしたいので、同じ考えのかたがいて嬉しかったです。
約2時間半で終わるはずのレッスン見学会でしたが、レッスン後のディスカッションが盛り上がり、5時間近くお話ししていました。
美味しいお茶とお菓子をいただきながら、いろいろな裏話までお聞きしました。
早起きして名古屋まで行った甲斐がありました。
すごい偶然なのですが、知っている先生にもお会い出来ました。
リトミックの国際免許をお持ちの先生で大阪在住のかたですが、まさかこの見学会で会えるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。
↓ 他の先生方も勉強熱心で気さくな方ばかりでした。
今回のレッスン見学で、意外だったというか、感心したというか、衝撃的だった言葉が石黒先生の口から出ました。↓
私は、もしも夫から「俺と音楽とどっちが大事なんだ⁉︎」と言われたら迷わず夫を選び、この仕事は辞めよう、と思っていた。
…という言葉です。
石黒先生は昔から、結婚したら専業主婦になりたかった…とおっしゃっていたので、この言葉はうなずけるのかもしれませんが、今でもその気持ちは変わってないそうです。
教室を大きくしようと思って始めたわけではなく、生徒さんのためにより良い事をしようと思ってやっていたら大きな教室になっていた、という情熱はあるけれど「欲なき成功者」ですね。
生徒を良く見て、生徒のために教えるのです…と言うようなことをおっしゃっていました。
大きくうなずけることばかりで、目の前の霧がはれた感じがしました。
物腰の柔らかい優しい雰囲気の先生です。
子どもを指導していて成功なさっている先生に共通する雰囲気のように思います。
幸せな結婚生活を送っている先生が多いような気もしました。
話がそれましたが、私にとっては今後の目標となるものができ、大きな刺激をいただいたレッスン見学会でした。
↑ 先生のレッスン室のゴミ箱(笑)
許可をもらって撮影しました。
本当はまだ書きたりないのです。
次回は、「俺と音楽のどっちが大事なんだ!」と言われることが1度はあった方々に向けて「結婚と音楽の仕事」について書きたいと思います。
私もあったので…。
恋愛論?(笑)
では、また明日[E:paper]