こんにちは。



埼玉県朝霞市 金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



学生時代から教えていたピアノ指導歴も、気づいたら人生の半分以上をしめていました。



最初の頃は、深く考えずに、むかし自分が習っていたように教えていました。



でも、私の幼少期とは教本の種類やピアノ奏法などが違うことに気づきました。



何より、昔の子どもと現代の子どもは考え方、感じ方、環境が違います。



5年(5才)くらい違うと、考え方などが違うので今でも気をつけています。



ピアノ教本にも流行のようなものがあります。



流行というより、次々に新しい教本が出てくると、古くからある教本の存在を忘れて、新しいほうに目移りしてしまうことがあります。



それらは、アプローチの仕方が現代の子ども達に合った教本だったり、教本のデザインや挿し絵が新しいものだったり…。



もちろん、時代が変わっても不動の人気の教本はあります。



私達指導者は、次々に出版されるピアノ教本に翻弄されないようにしなければなりません。





ピアノ演奏についていつも思うこと…。



ピアノ演奏は、波打ちぎわに作った「砂の城」のように感じます。



波が押し寄せて来ると砂の城が崩れそうになるので、防波堤をつくりながら、お城を立派なものにしていく。



ピアノ練習をしないと、今まで弾けたものが弾けなくなるので、それをまた練習しながら、新しい曲に挑戦していく。



↑ 両方とも似ていると感じるのは私だけでしょうか?



ピアノ講師ですから、ちょっとした曲は弾けるのですが、サボっていると指の動きが悪くなります。



ピアノ演奏…って、とてもモロくてはかないです。



また、頑張れば弾けるようになるのですが、たくさんの時間を必要とします。



今の私が、そのような状態です[E:crying]



以前弾けたあの曲が、どうして今は思うように弾けないのだろう?



…と思いながら、日々ピアノに向かっています。



ピアノ指導をしながら、自分の演奏も向上させるのは簡単なことではありません。



今までの技術を維持するだけで精一杯かもしれません。



それでも、ピアノがたくさん弾きたいと思います。



私にとってピアノは、かけがえのない大切なものです。



ピアノを弾いてきて、たくさんの喜びや感動がありました。



幸せな思い出でいっぱいです。



そんな素敵な思いを、生徒さん達にも感じてもらいたいと思い、ピアノ指導をしています。



どうしたら子ども達の心に、楽しいピアノの記憶を刻むことができるのだろうかと考えています。



方法はいろいろあると思いますが、私は「より多くの曲に触れさせること」だと思っています。



たくさんの曲を聴いたり弾いたりすれば、必ず、心を打つような、琴線に触れるような曲に出会うはずです。



ひとりでも多くの生徒さんにそんな思いをしてもらえたらいいですね!





たくさんの曲に触れさせるには、音符が早く読めて、リズムもよくわからなくてはダメです。



私の教室の生徒さんは初見力が強いです。



たくさんの曲を弾いて、自分の心に響く1曲を見つけて欲しいからです。



そのため、私がさりげなく?初見力が強くなるように初歩の段階から目的を持って指導していました。



背筋がゾクッとするような、胸がキュンとするような1曲に出会えるよう、たくさんの曲を弾かせたり聴かせたりしています。



私とピアノ → 私と生徒 → 生徒とピアノ



みんなで楽しいピアノ演奏を楽しみませんか?



金田音楽教室のHPは こちら です。



では、また明日[E:paper]