こんにちは。



金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



今日(正確には昨日)はなんとなく調子の出ない日でした。



朝からのピアノレッスンを終えたら、ぐったり疲れていて、少し仮眠しました。



過労で倒れてから、短時間でも休むことにしています。



有名な芸能人や音楽家でもないのに、過労で倒れるって恥ずかしいですから…。





今日はバッハを弾きました。
(楽譜が古めかしいですね、笑)











いつも「インヴェンションとシンフォニア」は欠かしません。(うまくは弾けませんが、生徒がよく弾く曲なので。)


インヴェンションは子どもの頃は、春秋社版を使っていたので、安心感からかヘンレ版ではなく、それを開いてしまいます。



その他は弾く曲はいつも決まっています。



フランス組曲、イタリア協奏曲、パルティータなど。



でも今日は、「ゴールドベルク変奏曲」を弾いてみました。



大好きな曲なんですが、どうも思ったように弾けず、止まりながら格好悪い「ゴールドベルク」になりました。



「平均律」は、よく覚えてる曲と、書き込みはあるのに全く覚えていない曲があり、覚えている曲だけ弾きました。






↑ 「平均律」の楽譜は、レッスンではヘンレ版で弾いていましたが最近は、故・園田高弘さん校訂の楽譜を弾くことも多いです。



バッハは好きなのですが、思った音が出なくて、いまだに悩むのです。



…と言うより、昔は何も考えていなかった気がします(笑)



私がバッハを弾く日は、なんとなく調子が出ない日が多いのです。



バッハを弾いて、調子をもどす?


気持ちを落ち着かせる?



自分でもわからないのですが、たまにそんな日があります。



息子は夫と遊びに出かけていたので、夜まで集中してピアノが弾けて良かったです。



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母が亡くなったとき、音楽ライターの山本 美芽先生が、優しい言葉をかけてくださったのですが、最後に「そういうときはバッハを聴くといいわよ。…と、呉 暁先生が言ってましたよ!」とおっしゃいました。



呉 暁(ご・あき)先生は、武蔵野音大でソルフェージュなどの指導をなさっていた優れた音楽教育家です。



子ども向け教本『うたとぴあのの絵本』の先生、と言ったほうがわかりやすいかもしれませんね!



子ども向けの『リズムとソルフェージュ』(音友)も、呉 暁先生の作った教本です。



私は以前、バルトークの「ミクロコスモス」の指導を呉 暁先生から受けていました。



山本美芽先生は、私と呉 暁先生の関係を知っていて、そのような言葉をかけてくるたのかもしれませんが、今日は、その言葉を思い出してバッハを弾きました。



弾かずに聴いたほうが良かったのかもしれませんが…。



ずーっと、いろいろな事があっても休む時間がなくて、少し疲れたのかもしれません。



そんな日もありますね!



また、まとまりのないブログになってしまいました。



では、また明日[E:paper]