こんにちは。



金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



毎回のブログに書いていますが、なぜか調子がでなくて同じDVDを毎日観ていました(笑)



昔から身体がだるくなって、思うように動かず、ぐた〜っとしてしまうことがよくあり、またか〜!…と言う感じです。



無意識に…と言うか身体が「これ以上は無理!」とストップをかけているような気がします。



そんな時は、それに逆らわずできる限り休みます。



今回も、それだったようです。






DVDもさすがに見飽きてきました。



ピアノ指導はしていますので、レッスンの準備や予習でピアノは弾いていましたが、やっと自分のためにピアノに向かう気持ちになりました。





↑ 『ピュイグ=ロジェ ピアノ教本 1〜5巻』アンリエット・ピュイグ=ロジェ 編 (音楽之友社)



子供向けの教本のようですが、対位法的な音楽が多く、ピアノを始めたばかりの初心者向けではありません。



古い時代の作曲家の曲を集めた教本です。



かなり前からある楽譜で、私はピアノ講師になりたての頃に購入して、自分のために弾いていました。



ピアニストであり、オルガニストでもあったピュイグ=ロジェ先生は日本の芸大や音大でソルフェージュやピアノを指導していたかたです。





↑ 『ある「完全な音楽家」の肖像 〜マダム・ピュイグ=ロジェが日本に遺したもの』船山信子 編 (音楽之友社)



本も素晴らしい内容で、日本のピアノ教育に疑問を投げかけていたり、本当の音楽とは何か、ソルフェージュについて、など濃い内容です。



優れた書籍はたくさんありますが、この本も素晴らしい内容で、昔から何度も読み返しています。(文字数が多いので、活字嫌いなかたには向きません。)






話が少しそれましたが、『ピュイグ=ロジェピアノ教本』を指ならしのつもりで最初から弾いていたのですが、時間を忘れて5巻まで弾いてしまいました。



コラールの曲、オルガンやクラヴサンのための作品が多く、弾いていると気持ちが落ち着きました。



まだ、完全にスランプ脱出ではありませんが、調子が戻りつつあります。



またまた、固いブログになりました(笑)






また、明日もピアノを楽しく弾いて、指導します!



では、また明日[E:paper]