こんにちは。



金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



「リトミックで学ぶブルグミュラー」のセミナーに行ってきました。↓





講師は、リトミックにおいて「世界のオオキ」と呼ばれる大城依子(おおき・よりこ)先生です。



ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)も、ピアノ指導に役立つリトミックに目を向けるようになったな〜と感じました。



ブルグミュラーは、いろいろ研究して、たくさん勉強して指導してきました。



私自身はブルグミュラーは好きですが、最近の生徒さんはそれほどブルグミュラーを好きではないように感じています。(嫌いではないと思いますが。)



海外では、ピアノレッスンであまり取り上げられないブルグミュラー教本なのに、日本ではほとんどのピアノの生徒さんが弾く…という現象が不思議です。



単純な曲なので、勉強しやすいのかもしれませんね。



私の教室の生徒さんも、抜粋で何曲か弾きます。(全曲弾く生徒さんもいます。)


↓ ブルグミュラー25の練習曲。





↓ ブルグミュラーのアナリーゼ楽譜。




セミナーでも、これらの楽譜を紹介していました。



セミナーで詳しく話してくださった事は、、、


✴︎音の高低を動きで表現してみること。


✴︎Beat(拍)のとらえ方。


✴︎楽曲「狩」や「貴婦人の乗馬」のギャロップについて。


✴︎拍子のキャラクター。


✴︎バイナリー ビート、ターナリー ビートについて。



などです。(専門用語が入っているので、わからないかたはごめんなさいね。)



ブルグミュラーの新たな指導法が頭の中でグルグルまわりました(笑)


ブルグミュラーの指導に役立つ内容として、フランスのリトミックレッスンの様子をDVDで見せていただきました。



海外の音楽教育の映像を見ていつも思うのですが、日本のリトミックレッスンとは違うのです。



取り入れている内容は日本と同じような事ですが、指導者のピアノ演奏も違うし、生徒さんの雰囲気も違います。



日本では、未就学児のためのリトミック教育というイメージですが、ヨーロッパでは小学生でも違和感なくやっているリトミック教育です。



日本はまだまだだな〜と生意気に思ってしまいました(笑)



DVDは、セミナー受講者に特別販売してくれるという事だったので、迷わず購入しました。(日本語訳がついているものです。)



良いと思う事は取り入れてみようと思います。



ピアノ指導にもリトミック指導にも役立つ内容でした。



ヨーロッパのリトミックレッスンや、学校の音楽授業などはYou Tubeでも見ることができます。



以前、ハンガリーの小学校の音楽授業を見ましたが、ハンガリーはコダーイメソッドを取り入れていました。


アメリカはダルクローズメソッド(リトミック)でした。(一部の学校でしたが。)



いろいろな事を考えながら聞いたセミナーでした。



とても勉強になりました。


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おまけ。





↑ 小さなトライアングルを10個、購入しました。





↑ 大きいものは2個持っているのですが、小さいのが欲しかったのでまとめて購入しました。


可愛いトライアングルです。







皆様、素敵な週末を過ごしください。



では、また明日[E:paper]