ナビレラ-それでも蝶は舞う-最終話① | よこりんノート

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大好きな韓ドラや日々の出来事を、ノートに書きとめるように始めたブログです。

皆さん、アンニョ~ン^^
 
 
いよいよ最終話!
 
後半は素敵なセリフが
たくさんあるので
 
あまりカットせず
じっくり書こうと思います照れ
 
 
 
 
注意タバレご注意下さいネ注意
 
 
それでは、すたーとっ馬馬馬
 
 
 
 
バレエ * バレエ * バレエ * バレエ * バレエ
 
 
 
 
公演当日の朝
ドクチュルはヘナムのことも
バレエのことも忘れていた
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ヘナムとソングァンは慌てて
ドクチュルを病院へ連れて行ったが…
 
医師の診察を受けたとはいえ
すぐに記憶が戻るわけもなく
 
この状態で舞台に上がるなんて
到底無理なことだった
 
 
 
公演は諦めて家へ帰ろうと言う
ソングァンだが
 
練習場へ連れて行くと言うヘナム
あんなに頑張って練習していたんだから
何か思い出すかも知れない…と
 
 
 
その頃、チェロクは
ドクチュルがそんな状態だと
知るはずもなく…
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バレエシューズの底に文字を書いていた
高く舞う人
シム・ドクチュル
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その出来栄えに
満足そうに微笑むチェロク
 
 
そして、母に会いに行った
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母さん、僕 今日は公演なんだ
これが終わったらコンクールに出る
 
今日は父さんも来るよ
見てるよね?
 
 
 
 
 
 
スタジオにやって来たドクチュルたち
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あなたが練習していた所って
ここだったのね…
ヘナムが呟く
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窓から差し込む日差しが
床やピアノやバーを照らし
 
ドクチュルの目に
その光景が入って来た
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ここ…
私はここで
バレエをしていた
 
ドクチュルの言葉に
ハッとするヘナムとソングァン
 
ここでドキュメントを撮ってただろ?
今日はあなにとってすごく重要な日なのよ!
 
二人にそう言われても
ここで誰とどんなふうに
過ごしていたのか
思い出せないドクチュル
 
 
その時、突然
吸い寄せられるように
バーに向かったドクチュル
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そっとバーを握る
 
すると、目の前に
ボンヤリとある光景が現れた
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自分が誰かとレッスンしている
 
声が聞こえる…あれは誰なのか?
 
ゆっくり、ゆっくりと
霧が晴れるように
ハッキリしてくる
青年の声と姿
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そして、聴こえる
白鳥の湖の音楽
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チェロク…チェロクか?
 
ドクチュルの言葉にソングァンは
慌ててビデオの映像を見せる
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映像を見た瞬間
ドクチュルは叫んだ
チェロク…チェロクだ!
そうだ!思い出したぞ!!
チェロク、君を覚えてる!
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ヘナムとソングァンのことも
同時に思い出したドクチュル
 
ホッと胸を撫で下ろす
ヘナムとソングァンだが…
 
ドクチュルは頭が混乱していて
バレエの踊り方を思い出せない
 
もう舞台に上がるのは無理だった
 
 
家に帰る前に直接
迷惑をかける謝罪と
これまでの感謝を
会場にいるチェロクたちに
伝えに行こうと言うヘナム
 
 
 
バレエバレエバレエ
 
 
 
会場ではチェロクたちが
なかなか現れないドクチュルを
心配していた
 
そして…
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スンジュに病気の事を話すドクチュル
 
振付が思い出せないので
舞台に立つのは無理だ
 
公演を台無しにして申し訳ない
 
舞台に上がって 
チェロクと一緒に踊りたかった…
 
そう言って涙を流すドクチュルを見て
一人では舞台に上がらない!
と、言うチェロク
 
 
ハラボジ!
僕が誰だか言って下さい
チェロクの問いかけに
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イ・チェロク
私のバレエの先生
と、ハッキリ答えるドクチュル
 
僕が分かるから
できるよ、ハラボジ
と、チェロクは言うが
 
こんな状態では舞台に立てないし
完璧なバレエはできない
無理だ…と、断るドクチュル
 
それでもチェロクは言った
僕が約束したでしょう!?
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ハラボジが僕の前で
僕を分かりさえすれば
いつでもバレエを教えますよ
 
あの日の約束
 
完璧じゃなくても
ハラボジの体が全部覚えてる!
どこにも行かず
ハラボジの中に全部あるんです
 
動作をいくつかに短くするから
十分に最後までやれます
 
僕がそうできるように教えたでしょ?
 
僕を信じてるよね?
僕を信じて
最後までやってみましょう!
 
 
踊りを覚えていないのに
絶対にダメだと反対するスンジュに
チェロクは…
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先生がそう言ったでしょ!?
僕が客席に座ってるのを見たくないって
僕もそうです
僕もハラボジが客席に座ってるのを
見るのはイヤなんです!
 
ここで終わりだなんて
ありえないでしょ
 
本当に舞台に上がって
終わりたいんです!
 
そうさせて下さい…
 
 
 
 
チェロクの願いを聞き入れたスンジュ
 
誰よりも近くでずっと
二人を見守って来た
スンジュもまた
チェロクと同じ思いでいるのだ
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ハラボジ…
僕と一緒に舞台に上がりましょう
チェロクのその言葉に、喜び
感謝するドクチュルたち
 
 
 
バレエバレエバレエ
 
 
 
公演の時間が近づいて
会場へ向かう家族たち
 
ソンサンたちはブンブンに乗って
ウノの運転で会場に向かい…
 
 
ソンスクたちは花を買っていた
父さんはバラが好きだと言うソンスクに
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それは君が好きな花で
お義父さんはカスミソウが好きなんだよ
と、ソンスク夫
 
 
 
笑顔で席につくソンサンたち
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今朝、ドクチュルに起こった事は
ヘナムとソングァンしか知らない
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会場にはセジョンと少し離れて
ホボムの姿もあった
 
 
 
控室の鏡の中に
バレエの衣装を身につけた
一人の老人が映っている
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その姿が目に入っているのかいないのか?
振付を思い出すことに
一生懸命のドクチュル
 
 
そんなドクチュルに
プレゼントを渡すチェロク
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僕がこれに呪文をかけたから
何も心配しなくていいですよ
中には黒いバレエシューズ
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ありがとう、チェロク
本当にありがとう
バレエシューズを手に取り
ドクチュルはそう言った
 
 
 
客席から拍手が聞こえてきた
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始まったよ、ハラボジ
緊張した面持ちのチェロク
 
 
公演が始まり
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チェロクたちの出番が
近づいてきた
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暗い客席の中には
チェロク父の姿が…
 
 
 
舞台そでで出番を待つ二人だが
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緊張のせいか?
ボンヤリしているドクチュル
 
ハラボジ!
僕は誰ですか?
慌ててチェロクが尋ねる
ここはどこですか?
ハラボジが一番好きなのは?
一番好きな作品は?
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チェロク!
会場!
バレエ!
白鳥の湖‼
全ての質問に
スラスラと答えるドクチュル
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ハラボジは今、一番好きで
一番やりたかった事をするんです
できるよ、ハラボジ!
そう言うとチェロクは
ドクチュルと反対側の
舞台そでへ向かって行った
 
 
 
白鳥の湖の音楽が
会場に響き渡る
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青い光に包まれた舞台の上に
ドクチュルとチェロクが現れた
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音楽に合わせて踊るドクチュル
このまま順調にいくと思われたが…
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突然、ドクチュルの動きが
止まってしまった
 
ヘナムやスンジュたちの胸に
不安が押し寄せる
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その様子に気づいたチェロクだが
何もなかったように踊り続ける
 
ハラボジ!ハラボジ!!
遠くなる意識の中で
チェロクの声が聞こえた
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これまで僕と練習したことだけに
集中してください
そうすればできます!
ハラボジの体が
全部覚えています
どこにも行かず
ハラボジの中にあるから
 
この一年間の
チェロクと過ごした時間が
 
一番新しい記憶から
一つ一つ…
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ドクチュルの中で
巻き戻されて行く
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限界まで耐え抜き
合格したバランスのテスト
そして…
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バレエをしたいのです
チェロクと初めて言葉を交わした
あの瞬間…
 
 
記憶の霧が晴れて行き
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ドクチュルの足が動く
腕が上がる
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チェロクの姿が見えた
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ドクチュルがステップを踏む
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チェロクが差し出した手に向かって
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チェロクが高く舞い

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ドクチュルも高く舞う

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見守る家族や仲間たち
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ホボムの瞳にも
涙が浮かんでいた
ホボムの涙によこりん号泣えーん
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そして舞台は
クライマックスを迎え…
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手を取り合った
ドクチュルとチェロクは
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眩しく輝く光に向かって
舞い上がった
高く、高く…
 
 
 
バレエバレエバレエ
 
 
 
窓から差し込む眩しい日差し
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目を覚ますドクチュル
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体を起こし台所へ向かう
コップに水を注いで飲む
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飲み終えると
ため息を一つつく
 
あれは夢だったのか?
 
居間のテーブルの上に
カスミソウを生けた花瓶があった
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夢では決してなかった
 
 
 
 
ドクチュルはバッグから
手帳とバレエシューズを取り出した
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バレエシューズだけを
引き出しにしまおうして
ふと手が止まる
 
シューズの中に文字が見えた
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高く舞う人
シム・ドクチュル
チェロクがかけてくれた呪文
 
 
ゆっくりと顔を上げ
ドクチュルは言った
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夢のようだ…
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バレエ * バレエ * バレエ * バレエ * バレエ
 
 
 
 
長年の夢が叶ったことが
夢のように思えたドクチュルお願い
 
いやぁ~~
夢じゃなくて良かった笑い泣き
 
あの舞台は
認知症がひどくなった
ドクチュルの夢でした…
 
とかいう展開だったら
暴れるトコだったわ~ムキー
 
 
あと一回で終われるかな?
 
 
それでは
今日も最後までお付き合い頂いて
ありがとうございましたニコニコ
 
*画像お借りしました
 
 

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