突然ですが、私は歴史が苦手です。
年号や歴史上の人物の名前を覚えられないのです
特に実際あった出来事をモチーフにしたドラマは、最後はその人がどうなるかが分かっていて、寂しくなってしまいます
『雲が描いた月明かり』『麗』『花朗』『君主』なんかは、殆どフィクションなので楽しく視聴しましたが…
そんな中、歴史上の人物も出来事も全く関係ない、架空の時代を舞台にした史劇ドラマ…
『太陽を抱く月』2012年MBC。
もう6年も前のドラマなんですね~
私の大好きな韓ドラ上位に入るドラマです。
今まで何回観たか分からないぐらい観ましたww
イ・ウォングン君の事を調べていたら、このドラマに出演していた事が分かりました。
その時は名前も知らなかったのですが、ウォングン君のデビュー作です
最初はウォングン君の役を、チラッと確認するだけのつもりだったのですが…またまた最初から最後まで観てしまいました
もう何回も観ているのに、やっぱり同じシーンで号泣
しかも、主役のスヒョン君とハン・ガインさんは出て来ないシーンで
それがどのシーンなのかを呟いてみたいと思います
今回のブログは、このドラマを観た人にしか分からない内容になっています。
まだ観ていらっしゃらない方、ごめんなさい
では、本題に入る前に登場人物を復習しましょう
皆さん、思い出されましたか?
このドラマは6話までが子供時代のお話でしたが…
メインのストーリーを喰ってしまうのでは!?というくらい、面白かった
主役の子供時代を演じたのは、今ではもうすっかり大人の俳優さんになったヨ・ジング君とキム・ユジョンちゃん。
彼らは一枝梅(イルジメ)でも主役の子供時代を演じていましたね。
この頃から非凡な二人でした
では、イケメン君たちのビフォア・アフターをご紹介しま~す
イ・フォン(世子→王)
ヨ・ジング/キム・スヒョン
ジング君も、すご~く良かったんだけど、スヒョン君に代わった瞬間…
後姿だけでもオーラがすごかった
キム・ジェウン(ウン)
イ・ウォングン/ソン・ジェリム
フォンの護衛官であり、陽明君とホ・ヨムの親友。
出番は多いのに、ほとんどセリフが無い役でした
陽明君(ヤンミョングン)
イ・ミノ/チョン・イル
フォンとミナ王女の異母兄弟。
ホ・ヨム
イム・シワン/ソン・ジェヒ
世子時代のフォンの師。
フォンの妹ミナ王女と結婚する。
他の三人は大人になっても違和感が全く無かったのに、ヨムだけは一気に老けた気がしたのは私だけ?
それにしても、シワン君お美しいわ~
さて、本題に入ります^^
何回観ても泣けるシーン その1…ソル(雪)が亡くなるシーン。
幼い頃からヨヌに使えていたソル。
奴婢であるソルを、友達のように接していたヨヌ。
ソルもそんなヨヌを大切に思っていました。
ヨヌが記憶を失っても、男装してずっとヨヌの側を離れず守り続けていたソル。
ソルは名前が無かった自分に「ソル」という名前を付けてくれたヨヌの兄ヨムが好きだったのです。
ドラマ終盤19話。
妹の死に妻であるミナ王女が関わっていた事を知ったヨムは、自宅の庭で刺客たちに襲われます。
刺客たちがヨムに襲いかかろうとした瞬間!
ヨムの前に剣を手にしたソルが現われます。
ヨムを庇い、斬られても必死に刺客たちに向かっていくソル。
その時、助けに来たウンの姿を見たソルは、ホッとしたように倒れてしまいます。
ソルを抱き起こし、何度もその名前を呼ぶヨムの声に目を開けるソル。
『ヨヌお嬢様は生きていらっしゃいます。若様がお留守の間、私にお嬢様をお守りするようにお頼みになりましたよね?申し訳ありません。最後までお嬢様をお守りしなければならないのに…こんなふうに逝くことになり申し訳ありません、若様。』
『そんな事を言うな。ソル、お前がヨヌの側にいてくれて…それがどれほど有難い事か。小さなお前に、私が大きな荷を負わせてしまったな。』
『謝らないで下さい。このお屋敷に私が初めて来た時に、名前の無い私に「ソル」と言う名前を付けて下さった事を…若様は覚えていらっしゃいますか?あの日から今、この瞬間まで…こんな事はいけない事だと分かっていながら…貴い若様を卑しい私がお慕いしてきました。それをいつも申し訳なく思っていました。お許し下さい。』
泣きながら『許せだと?私はどうすれば良いのだ?私などのために命を捨てるなんて!』と、叫ぶヨム。
力尽きたように目を閉じるソル。
若様…。
私は若様のおかげで…人になり、女になり、ソルになったのです。
短い人生でしたが…私は今、世の中のどんな女よりも幸せです。
だから、若様も…幸せにおなり下さい…。
動かなくなったソルを抱き締めて…その名を泣き叫ぶヨム。
その能力で、ソルが命を落とした事を知るノギョンとチャンシル。
『神母様、ソル姉さんが死んだみたいです。何度も「元気でね」と言っています。神母様にも「ありがとう」 と伝えてと。「自分は幸せだから、私たちにも幸せに暮らしてほしい」と。』
そう言って、大声で泣き出すチャンシル。
その時、真っ暗な夜空から真っ白な雪が舞い落ち始めます。
愚かな子だ。
恋心を胸に抱いたまま逝けて…嬉しいか?
空を見上げて、そう心の中で呟くノギョン。
はい。嬉しいです!
下女にしては良い人生だったと思いませんか?
嬉しそうなソルの声がノギョンの胸に響きます。
空から舞い落ちる雪を、ずっと見つめ続けるノギョンとチャンシル。
ソルはヨヌが大切だったのもあるけれど、ヨムの言いつけを守るために、ずっとずっとヨヌの側にいたんですね…
ヨムに想いを告げ、大切な人の命を助けて死んだ自分を「幸せだった」と言うソルに号泣
その2に行く前に…
印象に残るミナ王女のシーン。
フォンとヨヌの再会シーンや、陽明君が亡くなるシーンなど…数ある名場面の中で、私はミナ王女を演じた二人の女優さんの演技がすごく印象に残っています。
子どもの頃、シワン君演じるヨムに一目惚れしたミナ王女。
ミナ王女は、王様にもワガママ全開の天真爛漫な王女様。
ある日、授業に来ていたヨムから聡明なヨヌの話を聞かされたフォン。
妹のミナ王女との違いを嘆いていると、突然ミナ王女が「お兄様は酷い!」と、ワンワン泣きながら部屋に入って来ます。
お兄様の話は聞かないで!私はおしとやかだ~!なんて言いながら、ヨムの顔をムギュ~www
ギャンギャン泣いていたのに、ヨムに褒められると、ピタッと泣き止んでニンマリ
ヨヌを呪う儀式に参加した時の怯えた様子とか、ミナ王女を演じるチン・ジヒちゃんの演技がすごい
1999年生まれのジヒちゃん。
この時13歳だったようです。もっと小さいのかと思った。
彼女は色々なドラマに出演していますが…最近では、パク・ソジュン君のドラマ『サム・マイウェイ』に『高校時代、ドンマンに片思いしていた女性』役で出演していたそうです
全く気付かなかった
大人になったミナ王女は、願い通りにヨムと結婚して暮らしていました。
相変わらず能天気な様子で、ちょっとイラッとさせられたりしましたが…ヨヌを死なせてしまった事を後ろめたく思いながら生きて来たようです。
18話。
王宮の医師の診察を受け、妊娠している事を告げられたミナ王女。
念願の子宝に恵まれて大喜びしていましたが…。
挨拶のために兄の部屋を訪れると、真実を知ったフォンからヨヌの事を尋ねられます。
自分は罰を受けても良いから、旦那様にだけは秘密にして欲しいと頼むミナ王女。
『そなたは自分が何をしたのか分かっているのか!?』と、涙を浮かべながらミナを睨むフォン。
『同じ眼差しと…同じ声で…同じ言葉を…父上様も私に仰いました。』と、兄を見つめるミナ。
ヨヌの一件を知っていた王。
フォンと同じ言葉でミナ王女を問い詰めていたのです。
祖母に「ただ座っていればヨムと結婚できる」と、言われて知らずに呪術に加わってしまったミナ王女。
本当にヨヌが死ぬとは思っていなかった…と、泣きじゃくるミナに「この事は、死ぬまで誰にも話すな!」と約束させていた王。
本当に何も知らなかった。
後になって妹(ヨヌ)の部屋で涙を流す旦那様の姿を見た時、やっと自分が何をしたのかが分かった…と、フォンの前で泣き出すミナ。
ミナに『父上様にも、ヨムの父にも、自分にもヨヌにも…大変な罪を犯したんだ!この罪をどうやって償うのか!?』と、泣き叫ぶフォン。
『その時にまた戻ったとしても、私は…旦那様を選びます。後で天罰が下っても…死んで地獄に落ちても!あの時の選択を…後悔していません。』と、真っ直ぐにフォンを見つめるミナ。
その言葉に呆然としながら『そなたを処罰する。そうしなければ事件に加担した外戚たちを処罰できない…』と言うフォン。
フォンの言葉を遮り『処罰は甘んじてお受けします。ですが、旦那様と…私のお腹にいる旦那様の子は見逃して下さい。』と、ミナは涙を流します。
『今…何と申した?』と、思わず言葉を失くすフォン。
涙を拭い『もう行かなければなりません。旦那様がお待ちになっていらっしゃるので。』と、フォンに頭を下げて部屋を出て行くミナ王女。
この後、ヨムに真実を話そうとするミナ王女ですが…妊娠を喜ぶヨムを見て、とても話す事ができません。
結局、文矢によって妹の死の真相を知る事になったヨム。
真実を確かめるためにミナの部屋に入ると、ミナは子供の産着を縫っているところでした。
嬉しそうに産着を見せるミナに『私を手に入れたかったのですか?私の何をお望みだったのですか?そして今…何を得たのですか?間違いならそう言って下さい。私の勘違いだと…』と泣きながら尋ねるヨム。
その言葉に泣き崩れるミナ王女。
『お許し下さい、旦那様!』と、涙を流すミナの言葉に愕然とするヨム。
『どうして!?この長い間、私を騙し、母上を騙し、私の妹を!』と、怒りを顕わにします。
話そうとしたけれど、懐妊を喜ぶ旦那様の顔を見たらとても話せなかった。
私が話した瞬間、この子まで罪人になってしまうかと怖かった…と、泣いて手を合わせるミナ王女。
『私の妹を殺した…公主様の子でしょう?』そう言って、ガックリと膝をつくヨム。
『ですが、私も罪人です。私のせいで公主様が妹を殺したのだから、私も罪人です。そうとも知らずに、公主様を愛した…私も罪人です。妹を犠牲にして贅沢をして暮らしていた私の方が、もっと重罪です!』
そう言って立ち上がり、部屋を出て行こうとするヨムに『違います!罪人は私だけです!旦那様とこの子に罪はありません!私の事は罵っても、ご自分の事は責めないで下さい!旦那様の子は見捨てないで下さい!お願いです…』と、すがりつくミナ王女。
その手を振り解いて出て行くヨム。
泣き崩れるミナ王女。
このミナ王女を演じるナム・ボラさんの泣きの演技がすごい!
思わず見入ってしまいます
彼女もいくつもドラマに出ていますが、このドラマ以外では『栄光のジェイン』でチョン・ジョンミン氏の妹役をしていたのしか知らないな~
それでは、本題に戻りま~す!
何回観ても泣けるシーン その2…ミナ王女とヨム父子の再会シーン。
最終話。
出産後、呪術に加担した罪で奴婢になったミナ。
それから数年後。
ヨムは息子ウィを連れてヨヌに会いに王宮に来ていました。
仲良く遊ぶ王子たちの姿を眺めている兄と妹。
ミナが許されて平民になった…と、ヨムに知らせるヨヌ。
長年ミナに使えていたミン尚宮も亡くなった。
私に悪いと思っているならその必要はない。
何より幼いウィには母親が必要ではありませんか?
そう話すヨヌに、ヨムは俯いて何も答えません。
その時、転んだ王子を助け起こすヨヌ。
その母子の姿をじっと見つめるウィに気付くヨム。
王宮から帰る途中、ヨムはチャンシルとすれ違います。
ヨムに気付いて声をかけるチャンシル。
『もしかして、ソル姉さんをご存知ですか?ソル姉さんが、いつも同じ事を尋ねるんです。
「若様は幸せにしていらっしゃる?必ず、お幸せでいらっしゃらないと。」
その言葉を、いつもいつも言うんです。お幸せですか?』
そのチャンシルの言葉を黙って聞いているヨム。
歩いていると、何か気配を感じて振り返るヨム。
誰もいない事を確かめると、再びウィの手を引いて歩き出します。
実は、こっそりヨムとウィの姿を見ていたミナ。
トボトボと歩くミナでしたが…目の前に現われたヨム父子の姿に足が止まります。
『殿下が平民に上げて下さったのですが、行くあてがなくて…。最後に一度だけ、会いたくて。とても会いたくて…。遠くから顔を見るだけのつもりでした。』と、バツが悪そうに視線を逸らすミナ。
『お母様?』と、尋ねるウィ。
嬉しそうにウィに近付こうとしたミナですが、ヨムの顔色を窺って足を止めます。
『二度と来ません。隠れて見たりもしません。どうか…一度だけお許し下さい。』と、泣きながら父子に背を向けて歩き出すミナ。
思わず駆け寄り、ミナを後ろから抱き締めるヨム。
『私を…お許しにならないと思っていました。』
『許すつもりはありませんでした。こうやって自分を罰するために、許すまいと思っていました。ですが私ももう…幸せになりたいのです。私たちのウィのためにも…死んでも他人の幸せを願う哀れな者のためにも。』
そう言って、ウィを手招きするヨム。
トコトコと歩いて来た可愛いわが子を、やっと抱き締める事ができたミナ。
ウィを泣きながら抱き締めるミナを、優しく抱き締めるヨム。
もう、このシーンは何回観ても号泣
ソルの話を聞いていなかったら、ヨムはミナを許さなかったでしょうね…。
チャンシル、グッジョブ
以上、『何回観ても泣けるシーン・太陽を抱く月編』でした
また他のドラマでもするかも???
さてさて!
昨日は、雪は降っても滅多に積もらないこの沿岸部でも雪が積もりました
4時に起きた時は積もっていなかったのに、6時ごろ外に出ると一面真っ白に
家の前の道も…
玄関のタヌくんも…スミレちゃんも…
椿ちゃんも…
み~んな真っ白~~
超寒がりのくせに、雪が積もるとワクワク
足跡をつけてはしゃぐオバサンwww
雪は午前中に溶けてしまいましたが…
見慣れた風景に雪が積もって、何だか別の場所に来たみたいでテンション上がりました
今日もメッチャ寒いけど、青空が広がっています
このところずっと最高気温2度とか3度だったのに、週末はいきなり最高気温12度の予報
暖かくなるのは嬉しいんだけど、差がありすぎて戸惑ってしまいます
皆さんの所はどうですか?
くれぐれも体調管理には気をつけて下さいね
それでは、長くなりましたが…最後までお付き合い頂いて有り難うございました
画像お借りしました。