真っ直ぐ進むと思っていた台風が、ほぼ直角に右折して九州に迫っています
9月13日(水)、台風に備えて忙しくしている(うちは花農家です)ダーさんに申し訳なく思いながらも、ずっと楽しみにしていた韓ドラチングとの女子会に行ってきました
メンバーはブログで知り合ったTさんと、Tさんのお友達でもあり私のブログにいつも来て下さるMさんの女子三人です
私たちの集合場所はいつも博多の東急ハンズ前。
会った瞬間、応答せよ1988ふうに『パンガオヨ~!』と、少し控えめに手を上げてご挨拶www
お二人とも韓ドラとKPOP大好きな、とっても優しいオンニたちです
そして今回のメニューは念願だった韓国料理
Tさんオススメのお店に向かって、博多駅からテクテクと歩くこと約5分ほど。
雑居ビルの中に入っているそのお店は、入り口から韓流スターの写真が壁いっぱい
中はこんな↑感じです。
女子トイレの中は、腰掛けると目の前には防弾少年団のメンバーがこっちを見ていました
韓ドラを観るといつも出て来る、あの真っ赤な液体の中にゆで卵まるまる一個と共に浮んでいる真っ白なトッポギ…。
今までチゲの中に入っているトッポギを数本食べた事があるだけだった私。
主人公たちがトッポギを食べさせ合ったりしているのを見て『一体、あの真っ赤な液体はどんな味がするんだろう???』と、食べてみたくて仕方なかった真っ赤なトッポギ!
遂に食する瞬間が…
ランチセットよりも好きな料理を頼んで分け合いっこしよう…と言う事で、トッポギ、冷麺(そば粉タイプ)、チヂミ、サムギョプサルを注文。
トッポギの中にはKりんさんに教えてもらった魚の練り物『おでん』と、何と!星型のトッポギが
底の方にハート型のも入ってました
あの真っ赤なタレは甘辛くて少し唐辛子の辛さが残る感じで…
私の好きな味でした~~~
メッチャ美味しかった
辛い物好きのTさんには少し物足りない辛さで、タレもサラサラしている…との事。
お店によって違うんでしょうね。
そして、もう一つ…私にとって未知の食材。
ドラマで、いつも屋台でみんなが食べている、長~い竹串にウネウネと刺さっている「おでん」という食べ物。
私には油揚げにしか見えなかったけど…確かに魚の練り物でしたwww
ペラペラしていて美味
チヂミは表面がパリッとしてたし、冷麺は弾力のある細麵…初めて冷麺にお酢をかけて食べました。
どちらも美味しい~
そして…
サムギョプサルちゃん
これも初体験!
鉄板が斜めになっていて、脂が下の容器に落ちる仕組みになっています。
お店のお姉さんが大きな豚バラ肉をハサミでちょきちょき
余分な脂が流れて行くからパリっとしていて、これまた美味
お肉だけ二人前で他は一人前ずつ頼んだので、そんなに多い量ではなかったけど…完食する頃にはお腹いっぱい!
でもでも、甘いものは別腹
しっかり頂きましたよ~!
これも初めて食べる、韓国ふうカキ氷、ピンス
左が定番のきな粉で、右がベリーです。
サラッサラのカキ氷を崩してミルクをかけて皆でまぜまぜ…と言うか、グチャグチャにして食べました。
残念ながら、私の大好きな白玉ちゃんは入っていなかったけど、大満足
いつもテレビの中で見ているだけだった憧れの料理を食べ、韓ドラやKポの話題で盛り上がり…。
説明しなくても韓ドラ話が通じるって、幸せ〜
とっても楽しいひと時を過ごしました
…と、いつもならこんな感じで終わる女子会ですが、今回はオマケ付き!
お家が遠いMさんとは博多で別れて、Tさんと二人でキャナルシティーへバスで移動。
そして二人で映画鑑賞。
水曜日のレディースデイという事で、お安く観れました
Tさん、予約して下さってコマウォヨ~
何を観たかと言うと…
コン・ユ氏主演の『釜山行き』!
邦題は『新感染 ファイナル・エクスプレス』www
最初、この邦題を見た時、笑ってしまいました
新感染=新幹線!?
『釜山行き』そのままで良いのに
わざわざ邦題を付ける意味がよく分からない
今まで観た韓国映画って残酷なシーンが多くて、今回はゾンビが出て来るし…。
苦手な分野だけど、この映画は怖いだけじゃないと聞いていたし、何よりコン・ユ氏の映画!
頑張りました
事前に何もチェックせず挑んだので、出演者も殆どノーマーク。
ブログを書く前に資料を集めました。
では、映画の情報をネタバレなくお届けします
まず、出演者。
向かって左から順に…
コン・ユ(ソグ役):ソウルでファンドマネージャーとして働いている。妻とは別居中。
キム・スアン(スアン役):ソグの一人娘。母と離れてソグと一緒に暮らしている。
チョン・ユミ(ソンギョン役):サンファの妻で妊娠中。
マ・ドンソク(サンファ役):ソンギョンの夫。
チェ・ウシク(ヨングク役):高校生で野球部員。
アン・ソヒ(ジニ役):ヨングクと同じく高校生で野球部のマネージャー。ヨングクが好き。
キム・ウィソン(ヨンソク役):身勝手な中年サラリーマン。
以上が主要な登場人物です。
他に乗客や電車の運転士など、韓ドラ常連の脇役さんたちがチラホラ。
あらすじ
妻と別居中で、ソウルで娘のスアンと暮らすソグ。
仕事人間で、スアンの世話は自分の母に任せっきり。
スアンの誕生日プレゼントも去年と同じ物を買ってしまいます。
そんな父に傷付いている様子のスアン。誕生日に一人で釜山にいる母の所へ行く!と言いだします。
仕方なく、高速鉄道KTXに乗ってスアンを妻の元へ送り届ける事に…。
二人が乗り込んだKTXに、発車直前に誰かに追われる様に一人の女性が飛び乗って来ます。
明らかに様子がおかしいその女性はトイレに入って傷付いた足を縛っているようですが…。
ソグ父娘と同じ列車に乗っているのは身重の妻ソンギョンを気遣う優しい夫のサンファ。
高校生の野球部員たち。
偉そうなサラリーマン。
お人よしの姉に呆れている妹の老姉妹。
そして、やはり何かに追われる様に電車に飛び乗って来たホームレスの男。
それぞれが、それぞれの事情を抱えたまま共に乗り込んだKTXはソウル駅を後にします。
発車直前に飛び乗って来た女性は謎のウィルスの感染者でした。
列車が走り出すと共にゾンビになった女性は乗務員を襲い…そこから恐ろしいスピードで感染は広がり始めます。
ウィルスの感染ルートは単純です。
ゾンビになった感染者にガブッと一噛みされればOK!新しいゾンビの出来上がり
バタッと倒れたかと思ったらすぐに立ち上がって人を襲います。
ゾンビになる瞬間の動きが何とも不気味なんです
今までのゾンビって、両手を前に突き出してノロノロと歩くイメージなんですが、この映画のゾンビは違います。
動きがメチャクチャ早いんです
生きている人間を見つけるとダッシュで駆け寄り、必死に噛み付いて来るんです((((;゚Д゚))))
恐ろしいほどの早さで感染は広がり…。
狭い列車の中、ゾンビに追われるソグたち。
でも、高速で走る列車に逃げ場はなく…。
ソグはスアンを、サンファはソンギョンとお腹の子を、ヨングクはジニを…それぞれが大切な人を守るためにゾンビと戦うのですが…。
…と、あらすじはここまでにしておきます
今回、コン・ユ氏とマ・ドンソク氏くらいしかよく分かっていなかったんですが、映画の後でTさんに教えてもらって初めて『W』のお父さんが出ていたことを知りました
こちら↓の身勝手な中年サラリーマン役。
何だか雰囲気が全然違うし、『W』の時よりふっくらされているような…?
今回は徹底した悪役でした
そして、こちら↓の高校生役。
見た事あるな~?と、気になっていたら…『屋根部屋の皇太子』の黄色いジャージのお付き役だったチェ・ウシク君でした
まさか27歳で高校生役とは思いもしなかった!全く違和感なかった
そして、驚きのキャスティング!
この↓最初に列車の中でゾンビになった女性。
何と彼女はシム・ウンギョンちゃん
最近では韓国版の『のだめカンタービレ』の、のだめ役で出ていた有名な女優さん。
私は事前に彼女が出演する事を知っていたので分かって観ていましたが、言われなかったら絶対に分からないと思います
彼女の登場は唐突で、何か訳ありな感じだったけど…彼女の出演はこのシーンだけ。
この『釜山行き』って、何かの続編なのかな?
とにかく、迫り来るゾンビたちから逃げて、逃げて、ひたすら逃げるこの映画。
そのゾンビの数がハンパない!
まるで自分も追いかけられてる気分になって、ゾンビに襲われるシーンは直視できず視線を泳がせて…
最初から最後の最後まで体中に力が入りまくり
翌朝、起きたら首と肩がバリバリにコリまくってました
でも、ただのパニック映画とは違い、その中にはソグの変化があったり色んな形の愛情があって…ホロリとさせられるシーンもありました
そして…
この二人がすご~く素敵でした
とにかくスピード感溢れる映画で、退屈する暇もなく『あっ!』と言う間に終わってしまいました。
ボ~っとしながら映画館を出てTさんと歩いていると、前から歩いて来る人たちがゾンビに見えて襲い掛かってきそうな錯覚に
Tさんと別れて一人で地下鉄に乗っているのがメッチャ怖かった
とっても面白かったんだけど…もう観たくはないかな
映画の感想が長くなってしまいましたが、こうして韓ドラチングたちとの女子会は幕を閉じたのでした。
次回はこの三人でソウルへ乗り込みます!
でも、今朝も北がミサイルを撃ちましたよね
旅行までに何とか情勢が落ち着いてくれれば…と願っています。
では、最後までお付き合い頂いて有り難うございました
画像お借りしました。