7話②です。
ジニはハルモニと出掛けた帰り道で、ミンヒョクに送ってもらっているボンスンを見かけます。
『あれは婿殿よ!』とハルモニに囁いてからボンスンを呼び止めるジニ。
二人に気付いてハルモニに飛びつくボンスン。
少し離れた所から様子を窺っているミンヒョクの事を『お母さん、あの人を私のにするのよ。私の婿よ!綺麗じゃない!?』とハルモニにコソコソ話すジニ。ハルモニもミンヒョクの事を気に入った様子です。
そんな事を言われているとは知らずにジニとハルモニに挨拶するミンヒョク。
自己紹介をするミンヒョクに『おお~、そうか。アン婿殿!』と言うハルモニ。
驚いて言葉を失うミンヒョク。
帰って行くミンヒョクの姿に見惚れるジニ。
ジニがミンヒョクの事を『婿』と言ったジニに腹を立てるボンスン。
ボンスンにミンヒョクとちゃんと寝たのか!?と尋ねるジニに『お母さん!本当に怒るわよ!お母さんが私を育てる時に、男を信じるな!男は皆ケダモノだ、男は人間じゃないって言ってたくせに!急に何なの!?』と怒るボンスン。
『それは時が来るのを待っていたのよ!今、その時が来たのよ!あの男よ!』と勝手な事を言うジニ。
警察で、グクドゥたちに『うちの娘は教会の早朝祈祷に通っている最中だったんです。でも、私が最近この辺りは危険だから家で祈祷するように言っていたのに…。』と、泣きながら事情を説明する母親。
ミンヒョクが帰った後、ベンチに腰掛けて話をするボンスンたち。
娘が生まれて成長して妻になる。その妻が娘を産んで母になる。その母がその娘を育て…そしてその娘が嫁いで、また娘を産んだら、その母はお婆さんになる。
そして、そのお婆さんになった母の母が全てを終え土に還る。
その娘の娘が母になってまたお婆さんになる。
この家に生まれた娘が力を受け継ぐのは運命なんだ…。
そんな話を、暗闇に浮ぶ街の明かりを見ながら話す三人。
『ハルメ。私、気になる事があるんだけど。受け継いだその力が、お母さんみたいに力を失ったら、また力が戻る事はあるの?』と尋ねるボンスン。
『さあね。それは全て天の意思だ。』
ジニは力を取り戻そうと色々やってみたけど、ダメだったようです。
『私は今でも大丈夫よ。私の力があんたに受け継がれたから。だから大丈夫なのよ。うちのボンスンも、絶対に娘を産んでね。』とジニ。
ハルモニの肩に頭を乗せるジニとボンスン。
グクドゥを見ている時にそんな考えが浮んだ事があった。それが中学の時か高校の時かハッキリ思い出せないけど…グクドゥに嫁いで息子を三人持つのが夢だった。その夢は叶っていないけど…私は私みたいな娘が生まれるのが本当に嫌だった。だけど、今は娘を産むのも悪くないと思った。
実家に戻ったミンヒョクはドンソクとの思い出を辿っていました。
小さいミンヒョクと一緒に遊んでくれたドンソク。
自分が一番好きなオモチャをミンヒョクにくれた優しいドンソク。
いつ、どこで、何を間違えて…こんなふうになってしまったのか。
ドンソクから貰ったオモチャを握り締めて、大きく溜息をつくミンヒョク。
庭で話すミンヒョクとドンソク。
『兄さんで良かったよ。最初はそうだった。捕まえたら殺してやるって。』
あんな子供っぽいやり方で脅してまで、何故その座を狙うのか…最初は理解できなかったと言うミンヒョク。
ドンソクの記憶の中では、いつでもあの時の怖がりのアン・ミンヒョクだった。怖がらせれば止められると思っていた。それで、ただ怖がらせようとした…と俯いたまま話すドンソク。
『何も知らなかった事にしよう。兄さん。小さい時に助けてくれたから。その代わり、もう…もう本当にそんな事をしないで。また、こんな事があったら俺は怒るから…凄く。』そう言って兄を許すミンヒョク。
『悪かった。』そう言って力なく俯くドンソクを、黙って見つめるミンヒョク。
そんな息子たちを見守る父。
翌朝、ミンヒョクがまだ落ち込んでいるのでは…と心配しましたが元気に起床!良かった
一方、ボンスンは…チョイっと触っただけで、シャンプーのボトルを破壊していました
被害者が三人になってしまい、上司から酷く叱責されるチーム長。
学校の近くを通りかかったボンスンは不良グループに挨拶されます。サボっていた彼らを学校に戻るように言っている所を見かけるオバサンその2。
そして、いよいよミンヒョクとボンスンは訓練開始!
まずは天井から吊るしたロープを登るボンスン。
『力というものは、自分でコントロールする事ができた時にやっと輝くんだ。まだ道は長いぞ。今から力の制御訓練を始める!』そう言って、お手本にサンドバッグをパンチするミンヒョク。俺だと思って打ってみろ。距離とか力を考えて軽く打てよ…と言われたボンスン。
軽~く打ったけど…サンドバッグが破裂
『俺だと思え!』って言われてたのにね
『今度は俺が掴んでいるから出来る限り優しく打ってみろ。俺が掴んでいるんだからな。』と、念を押してサンドバッグを後ろから押さえるミンヒョク。
ゆる~くパンチするボンスン。
今度は破裂しなかったので 『そうだよ!出来たじゃないか!』と喜ぶミンヒョクですが…サンドバッグにめり込むボンスンの拳 …
呆れて言葉を失くすミンヒョクと慌てるボンスン。
ポカッと殴られて飛んで行くミンヒョク
力をコントロールしろって言わなかったか⁉︎と怒りながらボンスンの隙を狙って後ろから抱きつくミンヒョク。思わず、ドキドキするボンスン
『これは訓練だ。俺の腕から抜け出せ。俺を怪我させないように…それが重要だ。』とミンヒョク。
『こんなふうに?こうですか⁉︎』と、ボンスンが腕の中でゴソゴソと動くので、くすぐったがるミンヒョク。その隙に、ミンヒョクの腕を後ろに捻り跪かせるボンスン。
『怪我させませんでしたよ!』と言うボンスンのさらに隙を突いて床に押し倒すミンヒョク。
驚いてミンヒョクを見つめるボンスン。
暫くボンスンを見つめて『力を使うな、そのままじっとしていろ。誰にも知らせずにやろう。お前の力。そして、俺たち。』と言うミンヒョク。
『私たち…何ですか?』
『俺たちがこんなふうに訓練している事。』そう言って立ち上がるミンヒョク。
集中力と力を制御する最も重要な訓練だ…と言うミンヒョクですが、その訓練とは…
碁石はじき取り敢えずやってみるボンスンですが…
ボンスンが軽く弾いた碁石は弾丸のようにミンヒョクの後ろの家具に突き刺さります
驚いたミンヒョクは力を30%弱めてやれと言います。
ミンヒョクに向けて碁石を弾こうとするボンスンに『俺に向けるな!俺に当てるのか⁉︎俺は死ぬのか⁉︎』と驚くミンヒョク。
弾く方向を変えて、30%減の力で再挑戦!力を弱めたものの、やはり弾丸のように飛んで、テレビに突き刺さる碁石。
ちょうど、テレビの中では倒れている女性と救急車のサイレンが…
仕方がないので90%力を弱めて、やっと成功。『おめでとう。アインソフト企画開発室へようこそ‼︎』とミンヒョクから言われて大喜びのボンスンは…
喜びすぎて碁盤を破壊!
それを見て『取り消し、取り消し‼︎』と言って出て行くミンヒョク。
ペクタクが入院している部下たちを見舞いに来ます。
まず、ハルモニにやられたチンピラたちを見舞い、次にボンスンのフライパンでやられたオソングループのバイトたちの部屋を訪れるペクタクですが…ラブラブ
の二人にビックリ‼️
『ボンスンにやられてからおかしくなった。凄く頭のいいやつらだったのに。』とアガリ。
再び、あの占い師を訪ねるジニとオバサンズ。もっと詳しく占ってもらおうと追加料金を払った途端、ジニに向かって『私はお前の婆さんだ~!』と叫び、目の色が変わる占い師。ひとしきり暴れた後で
『たとえ力が強くても、刃物を持った者には敵わない…。』と言う婆さん(占い師)。
力の事が分かるなんて、本物⁉︎ それにしても、何かを暗示させるような言葉ですね。
占い師の所から帰る途中で、オバサンその2から『ボンスンが不良グループから頭を下げられていた。』と聞かされるジニ。
新しいシャンプーを買って帰って来たボンスンは、自分の机の上にハルモニからの手紙とお小遣いが置いてあるのに気づきます。その時、ジニに呼ばれ部屋を出るボンスン。
高校生をカツアゲしたの?ボンギを見習え!と、いきなりボンスンを叩くジニ。
『私がそんな事をしている所を見たの!?お母さんは私がすること全て悪いと思ってる!私だって傷付くし私も痛いのよ。体は傷付いていなくても心は傷付いてるのよ!誰よりも力が強くても私の心臓はもっと弱いのよ!知ってる!?お母さんは何でいつもボンギばっかり大事にするの?お小遣いも美味しい物も全部ボンギ。私がこんなふうに生まれたくて生まれたと思ってるの?お母さんは私を憎んでるの?私だってお母さんの子供なのに!』と泣きながら訴えるボンスン。
ボンスンの言葉を黙って聞いていたジニ。
同じ力を持って生まれた女だからこそ、ボンスンが可愛くて心配で仕方なくて、厳しくしてしまうのでしょうね。
犯人が現場に残した靴跡から限定品の靴を割り出していたグクドゥたち。
犯人と同じ29cmの靴を購入した三人の情報を得るグクドゥ。
早速、購入者に会いに行きます。
『私はボンギさんが好きです。』と告白するヒジ
グクドゥとは友達で、これは違う…と言うボンギに、自分の気持ちを抑えられないと言うヒジ。
『僕には双子の姉がいます。姉はグクドゥを長い間ずっと好きなんです。』とボンギがヒジに言っている所を、ボンギとギョンシムに差し入れを持って来たボンスンが聞いてしまいます。
『ボンギ!』と言って二人の所に来るボンスン。
ボンスンは帰ろうとするヒジを呼び止めます。
『二人は何をしているの?そちらはグクドゥと付き合っているんじゃないんですか?私はグクドゥの友達でボンギの姉です。だから、私はこの言葉を言えると思います。人の感情は思い通りにならないのは分かります。でも、その感情一つのせいで、理由も無く傷付く他の人の事を思う考えがなぜ出ないの?』とヒジに言って、彼氏のいる女に会うあんたも悪いとボンギにも注意するボンスン。
ボンギに差し入れを渡し、出すぎた事をしていると分かっているけど…グクドゥを傷つけないで。私の弟の事も、もう揺らさないで…とヒジに言って去って行くボンスン。
三人の靴の購入者のうちの二人は容疑者から外れ、残りの一人の所へ向うグクドゥと先輩。
最後の一人は劇団員で公演の最中でした。
演目は『青髭と七人の花嫁』。
その公演を観るグクドゥと先輩。
その同じ客席で、楽しそうに芝居を観る犯人。
まさか、同じ空間に犯人がいて、犯人が芝居と同じ事をしようとしているとは思いもしないグクドゥです。
芝居が終わり、靴の購入者である青髭役の男に話を聞くグクドゥですが…その靴は盗まれていて犯行時間に彼にはアリバイがありました。
ギョンシムの病室の前で彼女を警護しているチームの刑事たち。
突然、彼らの側にあったゴミ箱が燃え始めます。
驚いて火を消しに彼らが病室の前を離れた隙に、一人の医師がギョンシムの病室に入って行きます。
その医師は、真っ直ぐに眠るギョンシムに近付いて注射をしようとします。
その時、病室に入って来たボンスンが『注射はさっきもしたのに、それは何の注射ですか?』と、その医師に声をかけます。
その言葉に、手を止めボンスンを睨みつける医師。
その様子に『あなた医者じゃないわね!?』と尋ねるボンスン。
突然、病室から逃げ出す犯人。刑事も気付いてボンスンと一緒に追いかけます。
すばやく、清掃員に変装した犯人に気付くはずも無く…ボンスンたちは犯人を見失ってしまいます。
ギョンシムの病室の前で、チーム長から叱責される刑事たち。
慌てて病院に駆けつけたグクドゥは、ギョンシムの病室に入ると『おい!ト・ボンスン!お前ヤツを何で追いかけたんだ!?ヤツを捕まえられるとでも思ったのか!?』とボンスンを怒鳴ります。
そんなグクドゥに『私の心配してないで、自分の心配しなさいよ!あんたの彼女の事をちゃんとしなさいよ!』と逆切れするボンスン。
そんな二人に、犯人が病室に入って来たのに、私の心配をしなさいよ!と怒るギョンシム。
ボンスンがミンヒョクの家に泊まっていなかった事を知って『何でお前は人の言う事を聞かないんだ!?俺がアン代表の家にいろって言っただろう!?お前をアン代表の家にいさせる事が、それが俺にとってどれだけ辛い事か分かってるのか!?』とボンスンを怒鳴りつけるグクドゥ。
送って行くと言うグクドゥに『一人で帰る!』と怒って病室を出て行くボンスン。
その頃、チルグの店を訪れるミンヒョク。
パイを買おうとしますが、時間も遅くパイは売り切れています。
パイの代わりに胡桃饅頭?を袋に詰めてやるチルグ。
その袋をミンヒョクに渡して『うちのボンスンをよろしくお願いします。私にとって、世界で一番大切な子です。』と言うチルグ。
『よく分かっています。お父様、私もト・ボンスンさんがとても大切です。それは信じて下さい。』と真剣に話すミンヒョクを見て『分かった。それを俺が信じてやる。』と言って微笑むチルグ。
ミンヒョクの事が気に入ったのか?他にも色々と持たせてやろうと世話を焼くチルグでした。
ちょっとしたやり取りなんだけど、凄く心に残るシーンでした
何とか退院したグァンボク(歯を折られたチンピラ)はボンスンに復讐しようとしています。
ボンスンが車の前を通り過ぎるのを確認して後をつけて行きます。
グァンボクを送り出したペクタクですが、成功するとは思っていないようです。
ボンスンを呼び止めるグァンボク。
ボンスンは彼が誰だか分かりません。
そこに突然、グクドゥが現れてグァンボクを蹴り倒し、何度も殴りつけます。
驚いてグクドゥを止めに入ったボンスンですが、その力で弾き飛ばされるグクドゥ。
その様子をチルグの店から帰る途中のミンヒョクが見ていました。
どうしても長くなってしまうので、後半はセリフを結構まとめてみました。字数制限が恐ろしくてセリフを太字に出来ませんでした
明日は9話が放送されるので少しでも追いつきたいな~と思っています。
では、最後まで読んで頂いて有難うございました
画像お借りしました。