2021年3月19日
アメーバbrogデビューです。
宜しくお願いいたします。
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先日、ホンダVツインマグナの修理依頼がありました。
車輌は個人売買で最近購入した中古車とのことです。
「買って1ヶ月ほどして、エンジンがかからなくなってしまった。
近くのガソリンスタンで、バッテリーを充電してエンジンは始動するようになったが、不安なので見て欲しい。」
とのことでした。
調べてみると、バッテリー電圧は11.4V。
ご購入の状況から判断して、バッテリーは新品に交換する事にしました。
エンジンの始動は良くなりました。
当然ですが、更にバッテーリーの充電機能をチェックします。
旧車ですが、幸い充電機能は正常でした。
通常はこれで、修理完了です。
ところが、店長の山田君はリーク電流の測定も始めました。
リーク電流は10mAでした。マニアルでの許容電流は0.1mA以下です。
結局、写真のレギュレーター不良でリークが発生していました。
翌日、取り寄せた部品と交換しました。
しかし、まだです!
この車輌には、バッテリーを固定するゴムのバンドが着いていませんでした。
バッテリーは振動に弱いことを説明して、バンドも取り付け修理は完了しました。
ここまでやるのが、整備士なのだと感心しました。