ラフマニノフの前奏曲をレッスン。
拍子が8分の12拍子。
無くはないけれど、まあまあ珍しい拍子かな、と思います。
ちょっと気になって調べてみたら、少なくとも、ラフマニノフの前奏曲の中ではこの拍子は唯一でした。
たまたま今、取り組んでいて12月のリサイタルでも弾く予定の、ショパンのノクターンop.55-2ESdurがこの拍子なんです。
ショパン作品にしてみても、この拍子は珍しいですね。
ノクターンにはもう一曲、op.9-2ESdurがそれにあたります。偶然なのか、必然なのか、、、調性まで同じなんですね。
たぶん、偶然ではなさそう。ショパンは意図的に作曲している!と私は思っています。
ショパンの他の作品では、舟歌op.60FISdurや即興曲3番op.51GESdurが8分の12拍子をとっています。
舟歌はシャープ#️⃣6個、即興曲3番はフラット6個。
調性も浮世離れしてる!!!
いずれにしても、8分音符を単位にしていることで細かな音が増える印象。
また、12拍子は結局のところ4拍子なんですが、3を含んだ4拍子だから、くるくる回る印象があります。
そして、音がたくさん書けるので、たったの1小節でも、けっこうな内容を盛り込める印象が強いですね。
そんなこんな、楽譜🎼見ながら、いろいろと納得している私。
ラフマニノフって、ショパン作品にかなりリスペクトしていたって聞くし、少なからず影響はあるのかしら?と思ってみたり。
それにしても、やっぱりラフマニノフって魅力的だなぁ💓
キャッチ〜なんですよね。
リサイタルが終わったら、いろいろな作曲家の曲を遊び弾きしてみたい❣️