今回の発表会💐
使用楽器はドイツ製グロトリアン🎹でした。
グロトリアンは1835年にドイツで設立された高級ピアノメーカー。後にアメリカでスタインウェイを設立したということです。
グロトリアンという名前は、1856年にフリードリヒ・グロトリアンが会社のパートナーとなり、後にその息子とともにドイツでピアノメーカー「グロトリアン」として後継した形となっています。
ですから、スタインウェイから分かれたピアノということですね。
今回はホール見学の時に、ピアノ庫にあるグロトリアンを少しだけ触ることができました。
やはり、ピアノが良いホールで開催したいので、ピアノには拘ります。
グロトリアンの素晴らしさは聞いていたけれど、実際に自分で触れるのは初めてでしたので、とてもドキドキ💓そして楽しみでした。
倉庫で狭かったのですが、ピアノの響き、鍵盤の感触で、すぐに素晴らしいピアノということが分かりました。
それが決定打となり、今回のホールで開催させていただくことにいたしました。今年一月末のことです。
また、更に素晴らしいことに、こちらのホールは、かの世界的ピアニストであられ、ウィーンの三羽烏と言われた巨匠イェルク・デームス氏が3度もリサイタルを行い、録音までされている会場、そしてピアノでした!!
私の師はデームス氏の長年に渡る弟子にあたり、今回の会場は、偶然とはいえ、何か特別なご縁を感じずにはいられませんでした。
そんなことで、ホール、ピアノともに心から楽しみにして発表会当日を迎えました。
朝、会場入りすると、ホールに鎮座するグロトリアン。すでに調律は前日に依頼していました。なんと調律も専任の方が担当されております。
さて、どんな風でしょうか‼️
楽しみに弾いてみると💓
何とも素晴らしい👍
キラキラだし、飛ぶし、響く。輝き✨が素晴らしいんです。
感動ものでした。
私も今回はドビュッシー「水の反映」ショパン「ポロネーズファンタジー」を演奏🎶
その他、連弾や伴奏もいたしましたが、全てにおいて、こちらのピアノのパフォーマンスは最高レヴェルでした。
もちろん、生徒さんたちの演奏🎹🎶もピアノに大いに助けられたハズです!!
もはや、私にとっては、助けられるレヴェルをはるかに超えて、ピアノから「もっとやれー‼️もっと行けー‼️」と煽られるほどの威力を感じました。
びっくり。
これは初めての体験でした。
会場にいらした、ピアノに詳しい元生徒さん曰く、「初めて聴く音」
と言われてびっくりされてました。
とにかく素晴らしいピアノで、ずっとずっと弾いていたい❣️幸せを感じる楽器で驚き‼️でした。