横浜市金沢区のピアノ教室

yokopianostudio
 
・講師 竹内陽子 東京音楽大学ピアノ専攻卒業
・場所 金沢文庫駅東口から徒歩6分のお教室です
・対象 3歳〜大人
 
 
ラヴェル作曲
「亡き王女のためのパバーヌ」
タイトルからして、美しいイメージがしますね✨


ラヴェルの曲の中でも、とりわけ有名で皆さんが好きになる曲ではないでしょうか。
この曲はラヴェル作品の中でも、スペイン風ということになっています。
それは、パバーヌという舞曲のことと、タイトルの王女が誰なのか?ということが関わっています。


ラヴェルはフランス🇫🇷で生まれましたが、ラヴェルのお母さんは🇪🇸スペイン、バスク地方の出身です。
幼い頃、お母さんの口ずさむバスク地方の民謡を聴きながら過ごしたそうです。
そのためか、ラヴェルはフランス🇫🇷人ですが、スペインを感じさせる曲を多く残しています。
管弦楽曲では「ボレロ」、「スペイン狂詩曲」
ピアノ曲では「道化師の朝の歌」、そして「亡き王女のためのパバーヌ」





1899年、ラヴェルが24歳の時の作品らしいです。
けっこう若い時に作ったのね、、、
とっても哀愁を帯びているけれど。
ト長調なのに、短調のような雰囲気も感じさせるのには、ハーモニー作りのマジックがあるようで。
5度音程の効果がこの曲の不思議な魅力を作っているようです。音の魔術師🧙と言われたラヴェルならではですよね。


パバーヌはスペイン起源の舞曲、という説がある厳かな二拍子系の宮廷舞曲です。
ゆっくり系ですね。速度表示も最初は四分音符50くらいだったみたいです。でも、後に50〜70くらいに幅を持たせたのもラヴェル自身ということで、、
70だとすると、かなり速くなりますね。
実際、ラヴェル自身が演奏した音源はかなり速く弾いています。
年月が経ち、曲に対する作曲者自身の考えに変化が出たのかもしれませんね。


そして1番の謎は「王女」は誰なのか?
ということです。ルーブル美術館で見たベラスケスの描いたスペイン王女👸「マルガリータ」にインスピレーションを得て作曲された、と一般によくいわれてますが、真相はいかに??
 

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