スペイン音楽🇪🇸
というと、まず思い浮かぶイメージに「ハバネラ」がありますよね。
「ハバネラ」といえば、真っ先にビゼー作曲のオペラ「カルメン」でしょう。
「ターンタッ、タッタ」という特有のハバネラのリズムとカルメンの妖艶な赤いドレス姿が浮かび上がってきます。
でも、作曲家ビゼーはフランス人🇫🇷パリ出身だそうです。フランス🇫🇷とスペイン🇪🇸はお隣ですし、近いから何かと影響し合っているようです。
そんな「ハバネラ」ですが、なんと、「カルメン」以外にも様々な曲に見受けられます♪
私が今弾いているドビュッシーの「グラナダの夕暮れ」も絶え間なく、CISの「ハバネラ」のリズムが背景となりスペイン風🇪🇸を表現しています。
ドビュッシーの描いた「ハバネラ」はいかにもスペインというよりも、ドビュッシー特有の音楽表現の背景エッセンスに「ハバネラ」が使われた感じがしています。
もちろん、スペイン出身の作曲家には「ハバネラ」のリズムを使った曲も多いです。
例えば、アルベニスの「タンゴ」は皆さんよく耳にするメロディではないでしょうか。
また、フランスの作曲家、サンサーンスはヴァイオリンの「ハバネラ」という曲を残しています。
そして、忘れてはいけないのが、スペインのヴァイオリストで作曲家のサラサーテです。
サラサーテは「カルメン幻想曲」というビゼーのカルメンを題材としたヴァイオリン曲を残しています。
様々な「ハバネラ」を聴いてみたいですね。