ピアノをお稽古する中で、弾く技術を磨く、いわゆるテクニックには、どうしても目が行きがちです。
まあ、弾けなければその先にも行けないわけですから、つい、そうなってしまう、、ということも承知しています。
ドライフルーツと洋酒🌹
でも、私は音楽そのものに目を向けてみることが、とても大切なことだと思っています。
曲の成り立ち、作曲家が作曲した背景、時代背景、曲からのメッセージ、想いなどなど✨✨
実は、私がピアノを本気で好きになった動機はそこにあります。幼い頃、私の先生から受けたレッスンは音楽の内面に興味を駆り立てる内容でした。
これから注いでみます❣️
その後、本格的に音楽を学ぶ中で、テクニックを磨くことが当たり前に求められましたが、今でも私の音楽の原点は音楽の内容を知り、それを表現する喜びにあります。
そんな音楽の素晴らしさをお伝えし、共に学び深めていくレッスンをしていきたいと思っています。
例えば、テクニックのことを一つ取り上げてみますが、「転ばない!滑らない!音を揃えて!」と言われるよりも、「一つ一つの音が輝くように」とか「一つ一つの音に愛情を持って」と言われる方が良いと思いませんか?
完了❣️
音楽に喜びを感じるように導くこと、音楽を愛する気持ちを育むことを大切にしたいです。
表面的には一見して同じように聴こえたり、見えたりするかもしれませんが、その実、内面的には大きな差がありますし、全く音楽の捉え方、視点が違ってくると感じます。
心に小さな嬉しさ、喜びを積み重ねて大きく花開くような音楽の取り組みをしていきたいと思います。