少し前になりますが、天才ピアニスト、ブーニンの「それでも私はピアノを弾く」という番組がNHKで放送されました。
ショパン国際ピアノコンクール優勝で一躍スターダムに躍り出た世界のスターピアニスト、ブーニンは9年前に病気ということで演奏活動を中止。そして。ピアノを弾くために手術で残した左足。
今年、ブーニンは演奏活動を再開しました。私はこちらの番組、録画もして涙しながら見たのですが、YouTubeでは東京でのコンサートの一部を聴くことができます。
シューマンの色とりどりの小品の一曲目、もともと、とても好きな曲ですが、このブーニンの演奏ほど心にぐっとくる演奏はない、と感じます。
アンコールにはショパンのマズルカ。
一音一音の中に様々な想いを感じます。こんな音楽ができるんだ、、
やっぱりブーニンは天才なんだ、、と。
「それでも私はピアノを弾く」
生きること、そのもの、なのですね。