グリーグはノルウェーの作曲家。(1843年~1907年)
ノルウェーの雄大な自然を感じるような曲や、民族的な素材を取り入れた曲、北欧独特のキャラクターが登場する曲などを作曲しています。
特に有名なのはピアノコンチェルトイ短調やペール・ギュントなどです。
ピアノ作品では叙情小曲集があります。
66曲からなる曲集で、6~8曲ごとにまとめられて、全10集となっています。
第一集に「妖精の踊り」という曲が入っています。
妖精というと、可愛らしいティンカーベルフェアリーなどが✨🧚♀️🤍イメージされるかもしれませんが、グリーグはノルウェーの作曲家ですので、妖精というと、エルフやトロールと言われる存在があるようです。
この曲にイメージされる妖精🧚♀️はエルフの方です。
北ヨーロッパで伝承されてきた妖精で、自然と豊かさを司どるとされ、美しく若々しい外見で、森や泉に住むとされてきたようです。
妖精なので、美しくも時に怪しく神秘的、幻想的な雰囲気を感じます。グリーグの曲からもその雰囲気がとてもよく伝わってきます。
生徒さんたちにオススメする曲の一つなのですが、曲から受けた印象にさらに興味を持って、北欧の物語についても調べてみたりすると面白いかもしれませんね。