エフゲニー・キーシン
のリサイタル🎉
素晴らしいリサイタルでした。
真の芸術家
真摯な音楽
もはや巨匠
間違えなく現代最高のピアニスト
昔からその素晴らしい演奏を何度も聴き憧れ、勉強させていただいてきたピアニスト
実は、生の演奏は昨日が初めてでした。
でも、これまで何度も聴いてきたキーシンの演奏。
その演奏の特徴はよく知っているので、昨日はその本物を見て聴いて感じて、その素晴らしさに感動しました。
深くて強いピアノの発音
これは、キーシンのピアノの特徴と思いますが、ロシアの芸術の特徴とも言えるのでしょうか。
以前、レニングラードのオーケストラの音と演奏に感動したことがあり、その深い発音が非常に印象的だったのですが、それと似たような感覚があります。
また特筆すべきは、キーシンの集中力と求心力、これには驚くべきものがありました。
ノンストップで、拍手入れる隙もなく、一部のバッハ、モーツァルト、ベートーベンを弾き終えました。その間、約1時間近く、聴衆の心を一つに惹きつけました。
休憩の後はオールショパンでした。
ショパンの魂、マズルカとポロネーズ。
弾むような強いリズム感、ショパンの歌を聴かせていただきました。
アンコールは4曲。
その中でも、私が一番心に残ったのは
ショパンのエチュード
op.25-10
非常に美しかったです。
オクターヴが大変に難しいエチュードで、中間部はガラリと変わり、素晴らしいショパンの歌が綴られる名曲。
このオクターヴの迫力と音も素晴らしいですし、中間部の歌は尚、素晴らしくて。
忘れられない演奏となりました。
昨日はサントリーホールまで、初めて車で行きました。ご一緒いただいた方が何十年と車一筋の方で、便乗させていただき、とても楽々✨✨
ありがとうございました。
私もサントリーホールまで車で行けるようになりたい!!