ピアノの魔法🧙♀️🪄🎹✨
vol.6
ピアノが上達するには?
ピアノを習うきっかけ、動機、目的は様々だと思います。
私は長年のピアノ教師としての経験から、ピアノを学ぶことによって得られること、、それはただ単にピアノが上手になることだけではない、、もっと様々に人生を豊かにするものが音楽にはある!!
と生徒さんたちを見て感じています。
玄関リースを新しくしました!
なので、あまり上手になることにばかり視点を集中するのもどうかな、、、
とは思いながらも、このシリーズ
ピアノの魔法🧙♀️🪄🎹
では、あえてピアノの上達に視点を絞って考えてみたいと思っています。
お友達に作っていただきました!
では、ピアノが上達する、とはどのような状態を言うのでしょうか?
今一度、改めて考えてみても良いかもしれません。
例えば、小さな頃から様々なコンクールなどに出場して、コンクールの課題曲のみを磨き上げて、入賞などをすることなのでしょうか。
美しい音が出せるようになること?
でしょうか。
速く指が動いて、スピード感のある曲が演奏できるようになること?
でしょうか。
今回はフレッシュな黄色をメインにして
鍵盤のタッチが多様な変化をつけることができ、多彩な音色を出せること?
でしょうか。
たくさんの曲を早く譜読みして、レパートリーを増やしていくこと?
でしょうか。
どれも素晴らしいですし、上達したことになりそうな気はいたしますね。
実際、どれも大切なことだは思います。
ただ、私が思うには、本当に音楽を理解して演奏できるようになること、が最も大事で、それが本当に上達していく道なのでは、と思うのです。
こんな感じに!!
ではそれにはどうしたら良いのでしょうか?
それは、音楽の成り立ちを追っていくように学ぶことだと思います。
大まかには、バロック、古典、ロマン、近現代の4期に時代が別れていますが、やはりバロック、古典は必須でしょう。
ですから、コンクールなどを頑張るのも素晴らしいですが、必須であるバッハのインベンション、シンフォニア、平均律クラヴィーア曲集などの深い勉強は熱心に取り組むべきでしょうね。
モーツァルト、ベートーベンなどの古典の楽曲分析などもできたら良いと思います。
なりました!!
そして、テクニックのテキストも量をこなしていくと良いと思います。
テクニックを磨くには適切な指導を受けていくことにより、楽に良いテクニックを身につけることができます。
バロックや古典の基礎が充実していたら、ロマン派以降の作曲家については、ある程度の年齢以降でも十分弾いていけると思います。
何事にも基礎力がその後、花を咲かせられるかに重大な影響を与えるのですね。
いろいろと、思い当たることが多いです。
そのような考えを踏まえてピアノの指導をしておりますが、最初にも申しました通り、ピアノへの関わりは皆さん、様々ですし、私はどのような動機であっても、ピアノを学びたいという、その気持ち自体が一番嬉しいことですので、そこに寄り添うあり方をしていきたい、と思っております。