スペイン🇪🇸の巨匠
ホアキン・アチュカロのピアノリサイタルを聴いてきました。
2019年の来日以来ということでした。
お歳が89歳ということでしたが、とても素敵でお元気そうなお姿でした。
プログラムも魅力的でした。
ブラームスのピアノソナタから始まり、リスト、ラフマニノフ、そしてお箱のスペイン作品というもの。
アンコールにはスクリャービンの左手のためのノクターンも聴かせてくれました。
とても美しい演奏でした。
ブラームスのピアノソナタ、こちらはブラームスが若い19歳の時の作品。でも、とても深い内容を持った作品ということを、演奏する前にアチュカロさんからレクチャーがございました。
5楽章からなる大作です。それぞれの楽章の持つ魅力を伝えるように、丁寧な演奏で感銘しました。
リストやラフマニノフも、これぞヴィルトゥオーゾというようなテクニック見せびらかしの曲ではなく、本当の音楽の良さを出すことが難しい真のヴィルトゥオーゾ作品、ということをプレトークでお話しがありました。
その通りの印象的な色彩感の変化を感じる演奏。
そして、やはりグラナドス、アルベニスは流石です。初めてこの曲を聴いた方でも、きっと好きになる!演奏だったと思います。
特に、グラナドスの「うぐいす」は、弾きたい曲でもあり、素敵な演奏に出会えて嬉しかったです。
今回、王子ホールでしたが、チケットを予約する時に最前列が空いてますよ、、とのことで、間近でアチュカロさんを見て、聴いて✨😊
嬉しかったです♪
なんと言ってもアチュカロさんの笑顔のファンになりました❣️温かくて愛の溢れてるお人柄。
音楽もそのものでした。
音楽は人生そのもの、というお話もされていました。
演奏会前のプレトークは、奥様でピアニストのエマさんがお話しなさったのですが、エマさんも凄く美人で笑顔が素晴らしいお優しい素敵な方でした。もう、こちらのご夫妻のファン🧡になりました!
エマさん、とてもお綺麗ですが、80代だと思います。なんと19歳でアチュカロさんとご結婚され60年以上とのこと。こんな素敵なお2人に出会えて幸せな演奏会でした。
帰りはご一緒くださった方とマリアージュのカフェ☕️へ。楽しいひととき、ありがとうございました✨🧡😊