イヴ・アンリ先生のレッスンを受けてきました。
2019年以来、3年ぶりでした。
3年前はショパン ノクターンop.27-2変ニ長調をみていただいたのですが、今回はショパン 舟歌op.60嬰ヘ長調をみていただきました。
3年前のレッスンも感動だったのですが、この度も素晴らしいレッスンで、よくみていただき感謝です。
アンリ先生の音楽の懐の深さを感じます。
深く広い知識と理論に裏打ちされているはずなのに、全く理屈を感じさせない自然で素敵な音楽。
どこがどうなっているか解析できないけれど、幾重にも重なり合うハイセンスな色彩溢れる音楽。
以前の時も、レッスンを録音したものを家で何度も聴き返して自分の中に入れていきました。
今回もビデオを撮らせていただきましたので、何度も見て聴いて確認しております。
なんと言っても、ショパンの音楽の中でも最高傑作の一つとされる舟歌は、響きが奥深くて格段に難しい曲でもありますので、出来上がりに終わりがないような作品となっております。
アンリ先生のオハコの曲らしいのですが、思い切って舟歌を選んで良かったです。
前の日にはアンリ先生のショパンワルツ全曲リサイタル、最終日にはショパン晩年期作品リサイタルも聴かせていただきます。
ショパンのスペシャリストであるアンリ先生の音楽に触れられたり、レッスンを受けられることの幸せを感じています。
来日してくださり感謝です。