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竹内陽子 & 鈴木千帆  ピアノデュオリサイタル



第1部は  ピアノソロ。

私はシューベルトの即興曲op.90-3
こちらの曲は、シューベルト晩年の作品で、何とも言えず美しく、どこか深い悲しみがある曲。
私にとっても、特別な思いのある曲です。


今回のリサイタルには、私が小学生の頃から習ったピアノの先生もいらっしゃったのですが、
このシューベルトの曲、もしかすると、一番好きな曲かもしれないと仰り、喜んでくださいました。



次は 千帆さんが、ブラームスのラプソディーの連作を演奏しました。
千帆さんは私とはまた違うタイプのピアニスト。
とてもダイナミックな演奏で魅了しました。




再び私が、ショパンのバラード第4番を演奏。

ショパンの4曲あるバラードの中でも、第4番は技術面、音楽的内容、全ての点で、頭一つ抜きん出た曲。
ピアノ独奏曲の中でも最高傑作の一つとされます。



私も、このバラード第4番に関しては、長い期間かけて、勉強し深めてまいりました。
物語性が高く、抽象的な情景や心情が表されています。ショパンの憂いを帯びた美しさが全体を通して流れますが、同時に激しい激情が吐露されます。



非常に難しい曲ですが、今回は私としましては、自分の中にある想いを表現することができたように思えました。
とても有り難いことでした。



毎回、私の演奏を聴いてくださる方がいらっしゃいますが、今回は喜んでいただけたのがとても嬉しかったです。




休憩を挟み、いよいよ二台ピアノ🎹の演奏へ。




続く!