横浜市金沢区 笑顔のピアノ教室
yokopianostudioです
今日は朝から冷え込んで、金沢区も時折
雪のちらつくお天気になっておりますね。
春の訪れが待ち遠しいですね。
さて、今月末にクラリネットとピアノによるコンサートを開催します!
その中で演奏する曲に、ショパンのエチュードからop.10-3 別れの曲を予定しております
超有名曲で、どんな演奏をしたら良い⁉︎と
悩みつつも、やはり美しいこの曲が弾けることに感謝の念ひとしおです。
ありがとう ショパン
ショパン自身、これ程までに美しい旋律を書くことは生涯ないだろう、と語ったエピソードが有名です。
別れの曲という題名は、ショパンが付けたものではないようです。日本独自のもので、実はフランス映画 《別れの曲》の中で使われたのが、このop.10-3だったためとも言われています。
ショパンの初恋を描いた映画だそうですよ。ご興味ある方はご覧くださいね。
でも、この曲は恋人との別れを思った曲ではないらしい、との説が。どうも祖国ポーランドに思いを馳せた曲らしいです。
私も弾いていて、その方がイメージにぴったりくる感じがします。
ポーランドは美しい国なのでしょうね。
作家の平野啓一郎さんは、ショパンに詳しい方で、いつかNHKの番組でショパンについてコメントされていました。たしか
ラフォルジュルネがショパンの年だった時です。ショパンは、人間の悲しみとか、醜さなどでも 全て美しさに変えてしまえる作曲家だと。
そうかもしれませんね。ポーランド、美しい国かもしれないけど、本当の美しさは、
ショパンの魂にある、というのが真実かもしれません。