横浜市金沢区のピアノ教室

yokopianostudio
 
・講師 竹内陽子 東京音楽大学ピアノ専攻卒業
・場所 金沢文庫駅東口から徒歩6分のお教室です
・対象 3歳〜大人
 
   

先日、スタニスラフ・ブーニンのドキュメンタリー映画を観るため、

有楽町まで足を運びました。

横浜みなとみらいでの上映はすでに終了しており、どうしても観たくて出かけてまいりました。




スクリーンの中のブーニンは、

かつて私たちが知っている、華やかな若き天才ピアニストとは

どこか異なる佇まいを見せていました。


19歳でショパン国際ピアノコンクールに優勝し、

鮮烈なデビューを果たした彼。

その後の人生には、決して平坦ではない時間が流れていたことを、

この映画は静かに語りかけてきます。


手の故障や病、そして左足を8センチ切断するという過酷な出来事。

9年にも及ぶ演奏活動の停止。


それでもなお、彼は音楽へと戻ってきました。


そして彼は語ります。

「この年まで音楽家として、また人として人生を重ねてきて思うこと。

それは、ピアニストの仕事とは、音楽へ奉仕することだということ。」


この言葉が、深く心に残りました。


私自身、日々ピアノに向き合う中で、

同じ感覚を抱くことがあります。

音を“出す”のではなく、

音楽に“仕える”という在り方。


それは決して受動的なものではなく、

むしろ、全身で音楽を受け止め、

そこに自分を差し出していくような行為なのだと思います。


多くの経験を経たブーニンの音は、

以前よりも静かで、しかし深く、

どこまでも人の心に寄り添う響きを持っていました。


その音楽は、

技巧や華やかさを超えた場所で、

ただ純粋に「生きること」と結びついているように感じられます。


音楽に生かされ、

音楽に仕える。


その在り方を、あらためて教えてくれた時間でした。


 
 
 
 
 

横浜市金沢区のピアノ教室

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・講師 竹内陽子 東京音楽大学ピアノ専攻卒業
・場所 金沢文庫駅東口から徒歩6分のお教室です
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