今、1番チケットの取れないピアニスト反田恭平さんのリサイタルを聴かせていただきました✨🎹
反田さんのファンの方からお誘いいただきました。
貴重なチケットをいただいてしまいました。
本当に素晴らしいリサイタルにお誘いくださりありがとうございました💓
反田さんのピアノ、生演奏は初めてでした。
ミューザ川崎でしたが、大きなホールでも音がよく伸び、届いてきますし、多彩なタッチと音色を自在に操られてました。
ピアノの残響、音の余韻までも計算済みという感じで、感心しました。
プログラムは前半はブラームス、後半はショパン。
音楽作りも素晴らしくて、反田さんがピアニストだけでなく、指揮者としても活動されている理由が分かった感じがします。
ブラームス=ブゾーニ/コラール前奏曲op.122の第8曲「一輪のバラが咲いて」は3分くらいの小品なのですが、印象としては、もっと大きくて長い壮大さが伝わってきました。
とても素敵で、私もすぐに楽譜🎼用意してみて、ピアノサロンで初見でしたが弾いてみました。
ブラームス最晩年の作品らしく、切なさや愛がブラームスの大きさの中に複雑に入れ込まれている曲ですね。小品かもしれませんが、これはかなり難しい曲だと感じています。
ぜひレパートリーにしてみたい作品です。
次のブラームス/ピアノソナタ3番は長大で難しい曲で、弾くのが難しいということはもちろんですが、聴かせるのが難しい曲ではないかと、いつも感じています。この長い作品を聴衆に分かるように最後まで置いてきぼりにせず、一緒に連れて行ってくれるのは反田さんならでは!かと思いました。
私としては、今回の反田さんの演奏ではこのブラームス3番も楽しめたので、有り難く感じました。
後半のショパンはスケルツォ全四曲でした。こちらは、ピアノという楽器の素晴らしいところをショパンを通して全て出す、という感じで、色々な音色を変幻自在に聴かせていただきました。
特に4番は、軽やかさとノーブルな歌で格調高く聴かせてくださり、流石としか言いようがありませんでした。
アンコールはシューマン/トロイメライ、ブラームス/118-2
来月は反田さん、室内楽もあるみたいです。凄いスケジュールだな。お若くて才能があるけれど、それにしてもすごい忙しそう。頑張ってください!
室内楽もぜひ聴きたいけど、チケットは完売でしょうね。
帰りは良いリサイタルを聴けて幸せな気分で、イタリアン🇮🇹へ。音楽談義に花が咲き、本当にピアノって素晴らしい✨✨楽しいお時間をありがとうございました🥰


