最近よく耳にするのがVXガス。
ご存知の通り、科学が生んだ猛毒の神経ガスです。
サリンを始め、猛毒の化学兵器はナチスドイツの研究者ゲハルト・シュラーダー博士が、殺虫剤の効かないシラミ駆除を開発中にたまたま発見されたそうですが、覚せい剤の原点も、喘息患者用の気管支拡張に開発されたことといい、もともとは人間生活をよりよいものにするために開発する過程での発見が多いのかもしれないと思いました

昔を思い出すと、薬局に「ねこいらず」という殺鼠剤(ネズミ殺し)がうられていて、田舎の方では、たまに農薬を飲んで自殺した、とかいう話も耳に残っています。
身近なものでは、サンポール(小学生の頃は、よく便所掃除に使っていた。シュワシュワする)のような尿石をとる酸性の薬品と、カビ取りや除菌のハイターのような塩素系をまぜると、硫化水素ガスや、塩素ガスが発生し、最悪死にます

あと怖いのは、練炭自殺をするために、狭い部屋をガムテープなどで塞ぎ、極度の一酸化炭素が充満した状態の室内に、
「大丈夫ですか?」
と、無防備に突入すると、即死します。
事実上の安楽死でしょうが、なんとも恐ろしいです

まだまだ爪先も言ってませんが、身近なものにも毒物が存在し、たどっていくと、日頃の食生活も暴飲暴食や偏ったものになると、結果、毒になることにもなります。
オギャアと生まれて人生何年生きるか分かりませんが、なるたけ身体に優しい生活を心がけたいです




