私も叔母も、お互い気になりながら、連絡しにくい状態が続いていたのですが、余命2ヶ月と言われた時は報告してくれて、会いにいきました

腹水もたまっており、かなり痩せて、足が痺れるから運転も叔母がしていました🚙。
よく見ると叔母の車が新車になっていて、買い換えたのか?と聞くと、
「お前は運転が下手やから、衝突防止の機能がついた車を買う
!」

余命宣告されてから、気になることは全てやり遂げておきたかったのか即決で購入したようです🚗
あと驚いたのは、自ら永代供養を済ませていたことでした。
おじいちゃんのお墓が遠く、山の上にあるので、毎回お墓参りは大変です
立派なお墓でも、誰も行かなければみすぼらしくなります。

娘もいずれ嫁ぎ、年老いていく叔母にも迷惑をかけたくなかったのだと思います。
最後は病室のポータブルベットで用を足したいと叔母が手をかしていたら、叔父の手の力がフッと抜け絶命したようです。
お葬式の日、叔父さんの写真が本当ににこやかで、思わず泣いてしまいました

癌とわかってから、なるべく笑顔を残そうとスライドショーの写真は常に笑っていました

叔母は
「気難しい所もあったけど、ええとこもあったんやで
」

とご遺体をさすっていました。
誰からも嫌われていた叔父でしたが、たった一人でも、愛してくれている叔母がそばで看取ってくれたことは幸福な人生だなと思います

叔母は今、孫の面倒を見て幸せそうです
