2年前、私の叔父が大腸ガンで亡くなりました。
父方、母方ともに癌患者はおらず、血族ではないとはいえ、よく面倒を見た従姉妹のお父さんなので、癌発覚時は衝撃的でした

叔父さんはもともと建築関係で働いて、叔母さんのやっている民宿に泊まりにきたことがきっかけで結婚したのですが、気性が荒く、親戚一同苦手な人でした

「客と馴れ馴れしくしすぎた!
」

と、叔母さんに手をあげたこともあり、離婚しようかな、と従姉妹二人を連れて悩んでいたときもありましたが、子供の事を考えて踏みとどまったようです。
叔母の浮気を心配して、叔父は仕事を途中で退職🏢
その後、叔母の民宿を手伝っていました。
明るい叔母に会いに行っていた親戚にも暴言をはいたり、時には手を出したりするので、とうとうみんな行かなくなりました

従姉妹も大きくなり、気難しい父親から逃げるように進学したり、就職していきました。
うちの父親も祖母も、
「よくあんな男と一緒におれるなー
」

と口々に言ってましたが、叔母さんにしかわからない叔父のいい部分もあったのだと思います。
その叔父が、五年前に癌が発覚。
もともとお腹が弱く、血便を10年間誰にも言わなかったようで、さすがに体調不良が続き、検診に行きわかったようです。
すでに肺に転移。
余命26カ月と言われ、
「この抗がん剤では脱毛しないよ👨⚕️」
と言われても、抜け毛に敏感になり、バリカンで常に頭を剃っていたようです。
その一年後、旦那の虫垂癌が発覚。
旦那は虫垂でしたが、大腸癌と同じ治療方法だったので、奇しくも同じ道を後から追う形となりました。
長文なので、次に続きます。