「突然死」
よく聞く言葉ですが、Yahoo!のニュースを見ると、松野莉奈さんの死因が「致死性不整脈」だったと書いてあったので、友人の旦那さんの話を思い出しました。
彼女は岐阜の旧家に嫁ぎ、上が3歳、下が産まれて間もない頃、朝なかなか目覚めない旦那さんを起こしにいくと、すでに冷たくなっていたらしく、死因が分からず、「突然死だなぁ」と言われたそうです。
小さな子供がいる中で呆然とする間も無く、49日を過ぎると
「出て行ってほしい」
と義父母から言われ、実家は母子家庭で金銭的なことも頼れず、その後はがむしゃらに働いた、と話してくれました。
「当時のことは、あんまり覚えてないわー
」

と、笑いながら話してくれました。
すでに息子さんたちも成人式を終え、とても素直で仲良しな親子なので、過去を受け入れる余裕ができたのかもしれませんが、私には強烈な話でした

突然の死は、多くの人の人生を左右します。
致死性不整脈は誰しもがなる可能性のある病気で、若ければ特に自分がなるとは思わないもの。
心臓は筋肉の塊であり、冠動脈からしか酸素を手に入れることができません。その冠動脈がうまく機能しないと、わずか数秒で脳に血液がまわらなくなり、即座に意識を失い、約3分で脳死状態に。苦痛を感じる事なく死に至ります。
寝てる間に起こることもあり、本人は苦しむことなく逝くらしいのですが、家族はショック死するほど驚くことになります
。

自分も予備軍かな‥‥と思う方は、循環器科で調べてもらうのも家族の安心にも繋がります。
寒いですが、体調に気をつけてくださいね。