毎年、やらないといけない作業が大変なほど、あっちゅう間にそれはやってくる。
一年は早いということであり、
盆、正月は特に早い

旦那の家は歴史が古く、お墓だけでも五本(数え方がわからない)あって、それがバラバラにある。
毎月の墓参りはかかさずいくのだが、なかなかこれも大変な作業で、ずいぶんと自分のペースを確立したが、結婚した当初は親戚が同行して、一日でもお参りが遅くなれば、速攻電話がなる。
「早くいかんと!
」

お腹に子供もいたし、産後も大変だった

それでノイローゼになり、精神病院に通った。
結婚は色んなことを世襲する。
特に同居だと女性の生活が変わりすぎるのだ。
ちなみに、姑は離婚してよそで住んでおり、以前墓参りのことをぼやいたら、
「私、行ったことないのよ
」

義姉にぼやいたら、
「え?お墓の場所どこだっけ?
」

だった。。
どうやら親戚は姑や義姉には先祖の管理をさせなかったらしい。ようするに嫌いだったのだ。
私には全部させようとしたから、もりだくさんな内容になった。なんじゃそれー

しかし、親戚も認知症になり、私の携帯は静かになった。
大変だったことも今では良き思い出だが、旦那に何かあっても、私も一生ここで暮らしていくかは分からない。
旧家の長男という軸が崩れると、両親もその嫁も、子供も、色んなブドウの房が落ちていく。
私は聖人ではないので、義両親の面倒を見るとも思えない。ただ、その時その時の自分の気持ちに寄り添って、とにかく子供だけは健やかに育ってほしいと願う