最近、読むたびに泣けてくる人のブログがある。

容姿端麗で、頭も良く、梨園の中でも最高峰の家筋に嫁ぎ、とんでもなく可愛いお子さんを授かり、毎年、海老蔵のお正月の特番を楽しみにしていた者としては、心底ショックをうけた。

癌は、あまり人に言いたくない病気だ。

旦那なんて最初からステージ4だったが、未だに働いているし、痩せてもない。脱毛のない抗ガン剤を使い出したら、髪もフサフサしてくるので、見た目は全く普通だ。

でも、確実に病気は進行していて、周りは亡くなってから知らされる、という感じ。個人差はあるが、突然死する訳ではないので、黙っていればわからないのだ。


しかし、それもストレスになる。

あれだけ美しい人が、眉毛まで脱毛した写真をのせていた。ステージも包み隠さず伝える。直球に胸に届いて、勇気をもらえた。

喧嘩が強いから何もかも強い訳ではなく、悩んで落ち込んでも、最終的に前向きに、楽観的に考えられる人が強いと思う。

考え方は癖のもの。
自分はどんな人間なのか、苦境にたたされた時によくわかる。