抗ガン剤をし始めて1年半ほど経った頃でしょうか、40度の高熱が出て、鼻からも血が噴き出し、急いで病院へ。CTから血液検査、レントゲン、色々と検査した結果、どこにも異常がないので、そのまま帰ることになりました。
「どこも悪くないっておかしくないかな、、、」
と思いましたが、やはりその夜、うわ言まで言うようになり、恐ろしくなり、翌日再び病院へ。
結果、鎖骨の下に埋め込んだポート内に菌が増殖していて、敗血症寸前になっていました。あと1日遅れていたら死んでいたかもしれません。
元、看護婦の母親は、そこの病院あかんで、とは言われましたが、無事に処置も行われ、3週間の入院しました。
ポートも、右側から左側に入れ替え、復活するたびに、主人は何事もなかったかのように仕事に行きました。
しかし、色んな事があるたびに、私の寿命までもが奪われていくようでした。