一番最初の抗ガン剤はタイトルの通りですが、アバスチンは抗ガン剤の前に行う分子標的薬です。
わかりやすくいうと、癌は無制限に増殖するにあたり、どんどん独自の血管を作って癌に栄養を運ぼうとします。
本来、我々の血管はまっすぐなのに対し、癌の血管はデゴボコしていて、アバスチンは、そのトンネルを広げて、抗ガン剤を届きやすくします。
しかし副作用もあり、血圧が高くなったり、出血がしやすくなります。旦那も高血圧になり、怒りやすく、鼻血もしょっちゅうでました。今もですけど。。
抗ガン剤であるFOLFOXは、事前に鎖骨の所には手術してはめ込んだポートから、3日間かけて、体内にいれていきます。
以前は入院して抗ガン剤を入れたそうですが、今はカプセルのようなものの中に抗ガン剤が入っており、体につりさげることが可能なので、自宅に戻れます。お風呂は無理ですけど、仕事も旅行に行くことも可能です。
もちろん副作用もあり、冷蔵庫に手をいれるだけで痺れたりします。夏は冷たいものも飲めません。アイス好きな旦那にとって、地獄だったそうです。