横野純貴オフィシャルブログ Powered by Ameba -42ページ目

ここまで振り替えると…

内容の濃い1年になっている。




刺激的な1年を求めてきた自分にとって本当に充実していると共に、明日何が起こるかわからないわくわくと不安で生きている。

今シーズンでの一番の出来事は、やはり『ボランチ』

人生で一度も公式戦でやった記憶がない。

ボランチ以外は、すべてやってきた。

だけど、日本でボランチの優れた選手と一緒にプレーをしてきていつかボランチやってみたいなと憧れていた。

僕を知っている選手や監督は、禁断の扉みたいな感じで触れられもしなかった。笑

今シーズン、ダクラス選手を獲得して彼は典型的なセンターFWだったため僕は、違うポジションを任された。

そこから、左右のウィングやトップ下で試合を重ねている時、チームは勝ち点をなかなか奪えなく、チームとしてボランチが問題点となっていて色んな選手が試されては合格点はでなかった。

僕もそう感じていた。

前線までなかなかボールがこないし、ロングボールや守備も前線と中盤のプレスのタイミングも合っていなかった。

なにより、サイドハーフだったときになかなかボールを触る回数や動き出しになかなかパスがこなくて不完全燃焼という感じだった。

それにスタメンも変えられそうな感じもしていた。


そんな時に試合前日に試されてないのに、前監督がボランチやったことあるか?

笑いながら言ってきた。

嘘をついてでもやってみたい、いやまずは守備で貢献したいと思ったから『やれます』と言った。

経験はないけど、知識はみんなより高いと感じていたので即答。

そして、当日スターティングメンバー発表の時にみんなから笑いが起きた。

黙らしてやろうと思っていた。

試合は、0-0だったけど自分の知識や感覚で90分間やれたし、気持ちを全面に出せたゲームだった。

僕は満足していなかったけど、全チーム関係者からかなりの評価を受けた。

ミーティングで『Welcome to new player』という紹介を受けた。

そして、『You are best position』

ずっとボランチで出るようになるのかなと思ったらセンターバックやサイドハーフをやったりして毎試合ごとにポジションがバラバラだった。

自分自身、モヤモヤしていた。

そして、監督が変わり初めからベンチスタートだった。

それから3試合連続、10分くらいしか出場できなかったし、ファンからも批判されまくりで正直自信を失っていた。

4試合目のウボン戦前の週明けに監督と二人で話し合い、『junkiの映像を見てきたし、ストライカーのイメージしかない、どこがjunkiのベストポジションだ?』と聞かれた。

逃げ?いや俺は迷わず、ボランチと答えた。

このチームで自分が輝くのは、ここしかないと思った。

そして、その試合でMan of the matchをいただけた。



だからボランチというポジションに助けられ、これからもここで上手くなりたいし、もし来季のテストがあるならば俺はどこで受けるのか?と思うこともある。

だけどボランチで評価をあげてきているし、結果も出てきている。

だからやり続ける。



日本のサッカー環境や育成は、素晴らしいと改めて思う。

経験のない自分が知識だけはあった。

それは、色んな監督のもとでやってきて当たり前にやれないといけないことでもある。

全28試合中、現在22試合3ゴール1アシスト。



俺は、このポジションで華咲かすと決めた。

1度、サッカーを辞めようと考えた去年!!

だからこそ、このポジションでサッカーするのも第2のサッカー人生らしくて良い。

残り4試合、自分らしくやるぞ!

Junki 9