こんにちは!
フリーダイバーの太田陽子です。
1月29日(土)に、
フリーダイビングの記録会に参加しました。
今回は
STA(スタティック)と
DYNB(ダイナミックウィズバイフィン)
の2種目に出場しました。
※STA ただ息を止める時間の長さを競う競技
※DYNB 2枚フィンでの潜水距離を競う競技
結果は、
STA 3’40”(公式PB+11秒)
DYNB 150m (公式PB+23m、PB+13m) 日本歴代7位!
DYNBでは自分でも、こんな結果が待っていたなんて、
信じられないくらいの、超好成績でした。
Youtubeに動画がアップされているので、
ぜひ競技の様子をご覧ください。
STA
DYNB
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この大会で学んだことは山ほどあります。
今日は2つお話しします。
1つめは、
調子がいいか悪いかなんて、泳ぎ終わるまでわからない
ということ。
そして2つめは、
確実に体ができているということ。
1つめに関して。
今回、事前練習〜当日の私のコンディションは、
決して良いとは思っていませんでした。
特に当日は、STAではいつもよりだいぶ早くコントラクション
(呼吸をしたいという体のサイン、横隔膜の痙攣)
がおき、それにひっぱられてDYNBでも同じような傾向に。
何より、他の選手に自分の自己ベストが次々越され、
もう本当に心ここにあらずでした。
泳ぎ始めて、呼吸のサインはいつもよりずっと早くきたけれど、、、
そこからが伸びました。
泳ぎ終わっても全然疲れも苦しさも感じず、ふわふわした不思議な感覚。
なんだろうと思っていましたが、動画を見返したら、
たくさんの人がプールサイドを一緒に歩いて応援してくれていました。
競技後、こんなにたくさんの人におめでとうと言ってもらえたことは初めてでした。
自分の力で泳いだというか、
皆の力に泳がされた、そんな感覚でした。
本当に幸せで、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして2つめ。
帰り際、師匠に「(結果が)信じられません」
と言ったら
「(できて)当たり前だよ。それだけのことをしてきてるということ。」
と一言。
コーチに連絡しても
「やっぱり(できる気がしていた)」
と。
なんだ、前回の自己ベスト超えられないかも、
と思ってたのは私だけだったようです。
目の前の事象を判断しているのは、いつも自分自身。
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今回、150mバイフィンで泳げたというのは、
とてつもない自信になりました。
あと5日後にまた大会があります。
代表選考に関わる大会はあと2回、
ベストを尽くして、世界大会に行ってきます!