WOODY  ALLEN

 

ウッデイー アレンの新作「レイニー デイ イン ニューヨーク」(19)がヨーロッパや日本で公開されたようですが本場のハリウッドではどうにも公開の目先が立っていません。

アレンに初めてインタヴューしたのは「MIGHTY APHRODITE」(95)の時でした。

私が日本人というのも手伝って、

「どうしてアジアの文化やアジアの女性がお好きになったのですか?」

とあえて質問。

今から25年前のハリウッドでは人種のことや私生活のことを正面から聞くのはかなりマナー違反でしたがアレンはにこやかな表情で

「若い頃は金髪碧眼のチアリーダーみたいな女性ばかりに憧れて、魅力を感じていたけれど歳を取ってきたら、アジアの静けさ、深さ、そういうものにすごく安心感を覚えるようになった。年に応じて食事の内容が変わるように、ね」

と答えてくれたのです。

 

以後数十回もインタヴューしてきましたがいつも笑顔で嬉しそうに話してくれます。かなり饒舌に。

 

アレンが娘に性的いたずらをしたという疑惑が起こって

現在のアメリカはセクハラ、児童虐待、人種差別に異常に神経質になっている背景もあって、配給会社は公開を取りやめ(保険金が入ってくるのでそれほど大損をしたりしません)主演のテモテー(テイモシー、ではないのです)シャラメはギャラを人道的な組織に寄付、他の出演者もそれを見習っているよう、と残念なことに新作は無視されて、葬られています。

 

これが初めてのここでのブログですので、写真添付がうまく行かず、どうにも騒がしい多数の同じ写真が載ってしまいました。失礼。

それにしてもどうやって写真を削除するのか全く分かりません。

試行錯誤で参りましょう。