はぁぁぁぁ♪ | 生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)

生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)

32歳で自分の腎臓癌が見つかり、手術も成功してホッとする間もなく
今度は最愛のダンナさんにスキルス胃癌が!!
2年1ヶ月の闘病を終え、ダンナさんは旅立ちました。
ダンナさんとの想い出と1人娘との生活について書いてます。

やっと歯痛から解放されたのどかデスニコニコ


いやぁ、ここ数日の歯痛は本当に辛かったですショック!




で、この数日の歯痛のせいで、

ある事を思い出しちゃいましたパー


ちょっと愚痴になりますよ~にひひ



一昨年の9月、私は腎臓癌により

左腎臓全摘出手術をしたのですが・・・


手術自体は成功したのですが、

ソレは手術翌日に起きましたむっ


手術翌日、朝からレントゲン撮影があり、

決死の思いでベッドから起きて、車椅子に乗り、

検査室へGODASH!


うぅ・・・なんだか痛い汗

この手術痕以外に胃の辺りが痛いガーン


でも付添ってくれている人は、

どーみても新人の看護師さんか看護助手さんむっ


痛いーと訴えたところで

「あともう少しですからね~」と返ってくるばかりあせる


でもどーしてもガマンできないほどの激痛で

身体をまっすぐに立てることができず、

レントゲンは寝て撮った1枚で終了パー


帰りの車椅子でもうずくまるほどの痛みで

ベッドに戻ってきてからも痛みは取れず叫び


回診で来た医師に痛みを訴えると

「たぶんストレス性の胃痛だろう」との事で胃薬を処方ひらめき電球


開腹手術って、本人は麻酔で寝ていて自覚ないけど、

身体の方はいじくりまわされるので、

かなりのストレスがかかって、

術後胃痛を訴える人は少ないそうなんです耳


で、その日の昼、夕と食後に胃薬飲むも効果ナシ汗


そしてソレは突然起きましたビックリマーク


トイレに行って、ヨロヨロとベッドに戻る途中あせる


いままでに経験した事がないような激痛が!!


昼間と同じ胃の付近が痛いドクロ


でも今まで以上に痛いドクロ


付添っていたダンナっちも異変に気が付きつつも

私が言える言葉は


「痛い!!!!!!」


のみショック!


とにかく「痛い!痛い!!痛い!!!」と連呼するしかできず


その間ダンナっちはというとオロオロするだけあせる


心の中で「オロオロしてないでナースコール押せっちゅうねん!!」

とツッコミつつ、

でも口から出る言葉は「痛い!!!」のみドクロ


そのうち呼吸は苦しくなってくるし、

意識も朦朧となってくるし・・・ダウンダウンダウン


「ア、アカン、私死ぬ」


本当にその時はそう思いましたしょぼん


そしてそんな中やっと出てきましたビックリマーク


苦しい息の中


「ナ、ナースコール・・・」


で、ダンナっちナースコールを押すビックリマーク

ではなくて


「はい!」


え!?


まさかのナースコール手渡しえっ


おぃおぃ・・・むっ


押さないで、この意識朦朧となっている私に押させるのかよっパンチ!


で、最後の気力を振り絞って、ナースコールを押す私アップ




・・・。



そっからほとんど記憶がありませんあせるあせるあせる


なんとなーく覚えているのは、

担当看護師さんが男性だったので、

ベッド側でうずくまっている私を

ダンナっちと一緒に抱えて

ベッドに寝かせてくれた事


夜勤だった若手医師がワラワラ集まってきて、

片手ずつ2人、計4人で一生懸命血管を捜していた事

(私の血管はなかなか出ないので、毎回大変なんです)


で、血管がなかなか出なくて、

「おい!そっちはどうだ!!」

「出来そう!・・・あ、ダメでした」

「そっちは!!」なんていう医師達の怒声


担当医はすでに帰宅していたのにも関わらず、

呼び出しされ、病院に戻ってきてくれて、


「のどかさん!H先生来てくれたよ!」という声と

H先生の「もう大丈夫だからね」という声に安心した事しょぼん


そしてCT室に運ばれた事


それしか覚えていません得意げ



で、この一連の事は胃痛ではなく、

肺梗塞の発作だったんですえっ


起きた梗塞は小さなものだったのでよかったのですが、

大きなものだったら、今命はなかったですドクロ


手術前、担当医からの説明で、

長時間になる手術ではエコノミー症候群と同じ事が起きる可能性があり、

それは100人に1人だと聞いていましたが、

その時はまさか自分がなるなんて、思ってもいませんでしたえっ


いやぁ、怖ろしいもんですガーン


でもあの時の医師や看護師の迅速な処置のおかげで

私は今もこうやって生きてるんですよねべーっだ!


一度は失いかけた命、

大切にしていかなきゃいけませんねニコニコ




さて、この肺梗塞の発作により学んだ事がもう1つビックリマーク



ひらめき電球のどかの格言ひらめき電球


「男って、いざ!という時ほど、役に立たねー!!」


「男って、やってと言わなきゃ、動かない」



まぁ、そんな男性ばかりではないとは思うのですが、

ウチのは期待しちゃダメだと、よーく分かりましたにひひ


そしてこの入院中、ダンナっちときたら

洗濯物1枚だって洗ってくれることはなくむかっ


仕方なしに肺梗塞を起こした後だというのに

病棟の端にあるコインランドリーまで

ドレーンと点滴台を押しながら

脂汗を流しながら、歩いて洗濯しに行きましたよ~むかっむかっ


しかもお見舞いに娘っちを連れてきてくれるのは良いのですが、

だいたい来るのはご飯時だし、

娘っちお腹すかせているし、

「ご飯何食べてる?」と聞くと、

「ばぁばんち」とか「ラーメン」とかだったりしたのでむっ


術後3日目にして、病院地下にあるコンビニまで

ダンナっちと娘っちのお弁当買いに行きましたよ~DASH!


そんな状態でもダンナっち

「ありがとう」を言うわけでもなく、

「オレが行くよ」と言うわけでもなく


・・・パンチ!パンチ!パンチ!


まぁ、男なんてそんな生き物さむっ


さてそんな何もやらない生き物が大きな病気になったら、

妻はどうするかと言うとパー


ハイ、

自分がされた事なんて忘れて、

甲斐甲斐しく看病するんですよね~べーっだ!


アレが食べたい、コレが飲みたいと

大きな子どもがワガママを言っていると思い、

色々世話をやいてあげたりしてますにひひ


まぁ、ダンナっちと私の関係は、

きっと一生こんな感じなんだと思います得意げ


いざ!という時、役に立たないことは分かったので、

とりあえず、2人きりの時に命に関わるような何かが起きない事を

願うばかりです叫び


私、確実に助からないと思うのでショック!


まぁそんなダンナっちですが、

やはり生きて元気でいて欲しいのでグッド!


何もしなくていいから、

とにかく癌やっつけて下さいグー


いつか笑って話せる日が来ると信じています音譜