【走馬灯のように】
あたかも走馬灯(回り灯篭)に映る影のように、様々なビジョンが脳裏に現れては過ぎ去っていくさまを形容する表現。死を覚悟した瞬間に去来すると言われる目くるめく過去の記憶について言う。
最近よく聞いているラジオ、Podcast番組『いとうせいこう×みうらじゅん ザツダン』でこんな事を提案されていました。
死ぬ時の走馬灯は何コマなのか?80コマに決めよう。走馬灯って気づくコマを決めておこう。
なるほど、そう考えた時に自分の中の80コマって何だろう?走馬灯って気づくコマって何だろう?
脳内のリールを回した時に、それは年末にアイドル楽曲大賞の候補リストをあれこれしている自分じゃないかと。
楽曲派という言葉が一人歩きして、俗に言う“楽曲派”が好きそうな曲が持て囃される。
それは違うんじゃないか?でも曲って一定のレベルの線引きはある。それがわかる人が楽曲派なんじゃないかと自分は思っているからこそ、今でもアイドル楽曲派って恥ずかしげ気もなく言えるんです。
アイドルが音楽好きにも響く曲を歌っている
アイドルでしか歌えない曲もそこにある
それを求めて今年もアイドル楽曲大賞の候補リストを掘る自分がそこに居て、それが走馬灯の一コマなんじゃないかなって?
前置きが長くなりました。
今年もアイドル楽曲大賞の投票期限が迫ってきました。
右往左往しながら、四苦八苦しながらも無事に2016年ベストアイドル楽曲ランクをを個人的に決めましたので記しておきたいと思います。
こちらの記事では今年のアイドル楽曲大賞投票結果を記しておきたいと思います。
※点数は全て同点で投票しています。
尚、6位以降のリストも作りましたので気になる方は拝聴していただけると幸いです。
『2016年アイドル楽曲BEST30インディーズ部門』
『2016年アイドル楽曲BEST30メジャー部門』
それでは投票結果にまいりましょう。
まずはアルバム部門の結果から
【一位】
sora tob sakana 『sora tob sakana』
【二位】
かもめ児童合唱 『インターネットブルース』
【三位】
乙女新党 『乙女新党 第二幕 ~旅立ちのうた~』
次は推し箱部門
生ハムと焼うどん
最後に・メジャーアイドル楽曲部門&インディーズ/地方アイドル楽曲部門
メジャーアイドル楽曲部門
【1位】
ばってん少女隊 『おっしょい!』
【4K】ばってん少女隊 博多どんたく お祭り本舞台
今年ライブで聞くと一番テンションが上がった曲だし、音源で聞いても一番テンションが上がった。とにかくテンションが上がった文句なしの1位です。メジャーインディー関係なく今年のアイドルソングの1位です。
この動画も本当に素晴らしい!!!
【2位】
かもめ児童合唱団 『以心電信』
以心電信 | かもめ児童合唱団 | 48kHz/24bit | 「VICTOR STUDIO HD-Music.」
以心電信 - Single かもめ児童合唱団 iTunes
基本的にカバー曲は投票しない主義だし、参考動画が無い曲は避けるんだけど、これを自分が紹介しないで誰が紹介するのか?
五月五日の子供の日に出会った偶然、五月五日の子供の日に出会った奇跡
あの日のHMVレコード渋谷店のリリイベラストがこの曲じゃ無かったらアンコールも発生しなかったんじゃないかな?
誰かがテンション上がってオリジナルのYMOのレコードを掲げて踊ってたというのは後から知りました。
【3位】
まりと真優 from 乙女新党 『NとS』
(01:39から)
乙女新党 第二幕 〜旅立ちのうた〜 乙女新党 iTunes
【乙女新党】2nd ALBUM 全曲トレーラー ※01:39から
アイドルのグループ内カップリングというのが凄く好物なのですが、それのお手本のようなこの曲
解散することで音源化が決まったのも残念な気もしますが、そうじゃ無かったら知れなかったこの曲を聴いてなぜか涙が出た夜もありました。
【4位】
ふわふわ 『恋のレッスン』
ふわふわ / 「恋のレッスン」Music Video
ふわふわの曲はもっと評価されてもいいと思うのは僕だけでしょうか?
今の原宿駅前パーティーズの状況を考えるととても残念で仕方がありません
【5位】
マジカル・パンチライン 『Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン』
マジカル・パンチライン - Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン [MUSIC VIDEO]
TOKYO IDOL FESTIVALに毎年行く理由、それって知らないアイドルや知らないアイドルの楽曲に衝突事故のように出会える事だと思うんです。
今年のTIFでそういう出来事に唯一対面した一曲です。
インディーズ/地方アイドル楽曲部門
【1位】
Fullfull☆Pocket 『おひさまスプラッシュ!』
Fullfull☆Pocket「おひさまスプラッシュ!」Music Video Full Ver.
アイドル楽曲大賞って投票するまでが楽しい、それはずらりと並んだ候補リストを眺めるのが楽しいから。
音楽ジャンキーはいつだって知らない曲を求めているんです。そんな中、今年の候補リストから掘り出した一曲。
出会って数週間しか経ってないけど、今一番聴いてる曲って事で今年のインディーズ部門一位、今年の裏アイドル楽曲一位はこの曲です。
板垣祐介さんって作編曲家の方の作品が好きだ、ちょっと掘ってみようって気づかせてくれた作品でもあります。
【2位】
Hauptharmonie 『ソプラノ・オーバードライブ』
(10:53から)
04/05/2016 ハウプトハルモニー@肉フェス※10:53から
好きだったHauptharmonieのメンバーがだいぶ変わり、しばらく見てなかったこのグループのライブに久しぶりに行った時にガツン!と遭遇した一曲
このグループはこういう曲を生みだしてくれるからやっぱり嫌いになれない。
【3位】
マジェスティックセブン 『未知とのSo Good!!』
マジェスティックセブン(3B junior)/未知とのSo Good!! 2015.12.27
こちらは去年の企画の時にいろいろ掘っていたら偶然発見した一曲です。
この曲をずっと生でみたくて@JAM×ナタリー EXPO2016で見れた時は感動しました(音響は糞でしたが)
いつか見たスターダスト事務所オーディションの合格者小田垣陽菜さんがとても大きくなっていた事にも驚きもしました。
【4位】
sora tob sakana 『ケサランパサラン』
ケサランパサラン - SoundCloud
Youtube 2016年10月10日(月・祝)つりビットPresents 俺得だよ!全員集合!〜釣りの日スペシャル〜sora tob sakana※27:26から
アルバム部門一位にもしましたが、sora tob sakanaのアルバムはどの曲も素晴らしいんですよ。その素晴らしいアルバムから悩みに悩んで、『帰り道のワンダー』と悩んだ末にこちらに決めました。
たぶんそれはライブで出会った時の衝撃が個人的にこの曲の方が大きかったからだと思います。
【5位】
あヴぁんだんど 『ヴぁんでぃっつ!!!』
あヴぁんだんど 「ヴぁんでぃっつ!!!」MV Full
あヴぁんだんどは前のメンバー、前の作家陣が大好きだったんで体制が変わった時に好きになれれるか不安だったんですが、その不安を一瞬で忘れさせて引き戻してくれた一曲です。
小鳥こたおちゃんが入った事による声のバランスと曲との相性も抜群だと思います。
なんだかんだ、あヴぁんだんど曲ってやっぱり外れが無いなとまた確信しました。
アイドル楽曲大賞って候補リストを眺めているだけでも楽しいし、リストをデータとして残しておくことはとても意味のある事だと思います。
大変な作業かとは思いますが、運営の方には来年以降も頑張っていただきたい思い、感謝の意最後にを表したいと思います。
ありがとうございます。