田舎にコンビニがオープンするのが怖いというメールがラジオで読まれていた事があります。
その気持ち、なんとなくわかります。
田舎の国道沿いに行くと何処に行っても同じような風景で、つまりチェーン店のお店が連なっている。
その風景にウンザリするんです。
今日のお昼はそんな風景の中に居ました。
見渡せば飲食チェーン店ばかり、こういう時こそ野生の勘で行動しなければいけません。勿論、文明の利器ネットは駆使します。
けれども田舎の人と言うのはあまりネットを駆使しません。
若い人は外れないチェーン店へ、そういう情報を持っている大人はクチコミで、食べログがいかに無意味か知らされる瞬間です。
食べログの評価は無し、時間は11時で先客は無し、辛うじて数件載っているブログ等を頼りに今日は一軒の台湾系中華料理店へ足を運びました。
これが当たり
ラー油で口が辛くなるんじゃなく山椒で身体から辛くなる麻婆豆腐
絶妙なバランスの台湾ラーメン
そして二つの辛さの箸休めになる棒々鶏
俺の動物的勘が冴えた瞬間でした。
同席者が薄味だったという感想を述べていたのでメニューの選択も間違わない勘の鋭さを発揮してしまいました。
忙しそうに片言で注文をとるあちら訛りの女性、その女性がホールや厨房を行ったり来たりしてるのを見ると、一人で店を切り盛りしてる実は物凄い店なんじゃないかと感心したものです。
後から入店してきた老婆二人のかた焼きそばも凄いボリュームで美味しそうでした。
ここは勘が間違ったか?あのかた焼きそば他に類を見ないぞ?
等と少々後悔しながらも会計を済ませようとした時に事件は起こりました。
老婆二人の元に青椒肉絲が届いたのです。
厨房にちゃんともう一人店員が居たんですね。
アフリカ系黒人女性の店員が・・・
アフリカ系黒人女性の作る台湾系中華料理・・・
とても美味しかったです。
動物的感・・・
彼女の故郷にはさぞ動物が沢山居るんだろうなぁぁぁぁぁぁぁ
もしかしたら初めて食べログにレビューを書く機会が訪れたのかもしれません